学校日記

11月7日(金)子どもの思いに寄り添う(課題の分離、学校の役割は子どもの育成)

公開日
2025/11/07
更新日
2025/11/06

学校長より

☆本日は写真のない投稿のため堅苦しいかも知れませんが、ぜひご一読いただければ幸いです。


ふれあい月間、ご家庭でもお子さんとのコミュニケーションを一層増やしていただいていますでしょうか。学年が上がるにつれて学校のことを話さなくなってくる子もいるかも知れませんが、そんな時には学校HPや学年だよりなどの情報を話題のきっかけとしていただけたら嬉しいです。


さて、子どもにとって一番の理解者である保護者が、子どもの不安や悩みを最初にキャッチすることもあると思います。その時には、保護者の方も驚き、大切なお子さんのことが心配になることでしょう。学校での友達や仲間とのトラブルや学習等のことでしたら、ぜひとも担任までご相談ください。


この際に意識していただきたいことは、学校に伝える不安や解決策が子どものものなのか、保護者のものなのかということです。

学校への相談を聞いていると、悩みや不安の、また解決策を考えた人の主語が子ども本人ではなく保護者になっていることがあります。

特に、どのように解決に向かうかについては、子どもの気持ちや考えに沿って進めることが大切です。学校に相談いただく際には、保護者と子どもの思いや考え(課題)を分離させ、子どもを主語にしてお話いただきますよう、お子さんの思いをていねいにご確認ください。


学校は子どもたちの生きる力を育む場所です。保護者と子どもの思いや考えに万一相違があった時には、子どもに寄り添って教育活動を進めてまいります。