「浅いから大丈夫」は通用しません ― 恩方川での遊泳・飛び込みは大変危険です
- 公開日
- 2026/08/18
- 更新日
- 2026/08/17
市役所・行政・生活指導・防犯だより
夏休み前後から、地域の方々より、恩方川で本校生徒が子どもたちだけで泳いでいる、川へ飛び込んでいるなどの情報が相次いで学校へ寄せられています。
恩方川は私たちにとって身近で、地域の豊かな自然を象徴する大切な川です。しかし、「身近な川=安全な川」ではありません。恩方川では、過去に尊い命が失われる水難事故も発生しています。
そして今、多摩川でも水難事故が相次いでいます。府中市では友人と川遊びをしていた中学3年生が流され、意識不明の重体となる事故が発生しました。また、昭島市では友人と釣りをしていた50代の男性が川で溺れ、亡くなる事故が発生しています。
「自分たちは中学生だから大丈夫」「泳げるから大丈夫」「水が浅いから大丈夫」――その考えが最も危険です。
国土交通省などの資料でも、川では水深が膝下程度であっても、流れや深み、増水などによって溺水する危険があるとされています。また、川の流れから受ける力は想像以上に強く、大人の膝程度の浅さでもバランスを崩して流されることがあります。
特に飛び込みは、見た目だけでは分からない水深や川底の岩などによって、頭や首を強く打つ危険もあります。一度転倒して流れに巻き込まれれば、浅い川でも顔を水面から出し続けられるとは限りません。
川は、深さだけで危険性を判断することはできません。
大人でも溺れる。浅くても溺れる。泳げても溺れる。
恩方川をはじめ、川で子どもたちだけで泳いだり、橋や岩などから飛び込んだりすることは絶対にやめてください。川に入る活動をする場合には、必ず大人の管理のもとで、ライフジャケットを正しく着用するなど、安全を確保してください。
夏休みも残りわずかです。ほんの一瞬の判断で、自分自身や友達の未来を失うことがないよう、「自分だけは大丈夫」と考えず、命を守る行動を最優先にしてください。
親の時代では川遊びは当たり前との声が寄せられますが、今の小中学校では水泳の授業は片手で数えるくらいしか行っていません。また、現在、中学校に通う生徒は小学生時代に新型コロナのため水泳の授業がなかった、または削減されていて泳げない生徒が大変多くなっています。そのことも十分考慮してください。