1月22日(木)小学校期でメタ認知能力の基礎を育む(主体性、自学自習、コミュニケーション能力、自己指導能力、自己調整能力)
- 公開日
- 2026/01/22
- 更新日
- 2026/01/16
学校長より
「メタ認知能力」とは、自分の考え方や行動を振り返り、よりよい方法を選べる力のこと、つまり、自分の頭の中を客観視してコントロールする力のことです。
この力は、子どもが将来自分で学びを進めていくためだけでなく、友だちと上手に関わり合っていくためにも、とても大切な土台になります。
そして、幼児期から芽生え始めるこのメタ認知能力は、よくもわるくも自他を比較できるようになる小学校中学年から高学年の時期に大きく伸びていくのです。
○ 主体的に学ぶ力が育つ
メタ認知の力が高まると、子どもは「わからないところ」「できた理由」「次に何をするべきか」に自分で気づけるようになります。
• 「どんな方法でやろうかな?」
• 「今のやり方はうまくいったかな?」
• 「次はこうしてみよう」
と、自分の学習を自分で調整できるようになり、学びへの意欲や自信が育ちます。
これは中学校以降の“自立した学習”につながる重要な基盤です。
○ コミュニケーション能力が伸びる
メタ認知は、人との関わりにも力を発揮します。
• 「この言い方で伝わったかな?」
• 「相手はどう感じたかな?」
• 「話合いで自分はどんな役割ができるかな?」
と考えることで、優しい伝え方や聞き方ができるようになり、友達との協力がよりスムーズになります。
思いやりのあるやり取りが増え、トラブルの予防にもつながります。
🌟 学校ではこんな学習を進めています
☆学習の中で「学習の見通しをもつ」「自分の考えを言葉にする」「活動後に振り返る」など、思考を客観的にとらえる時間を大切にしています。
☆話合いやグループ活動でも、自分と相手の考え方の違いに気づき、合意形成を図る機会を増やし、共に学ぶ力を育てています。
日常の会話の中で、「どうしてそう思ったの?」「どう言ったら伝わるかな?」と、やさしく問いかけていただくだけで、子どもは自分の考えや行動を振り返る習慣を身に付けていきます。
大人の考えを押しつけるのではなく、負担荷重にならない範囲で、子どもができるだけ自分で問題解決できるように助言してみてください。
主体性、コミュニケーション能力の土台となるメタ認知能力、自己指導能力の育成は、小学校における最重要な教育課題だと捉えています。
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