2月4日(水)「〜すべき」にとらわれない児童理解力を高める(教員研修、自己指導能力)
- 公開日
- 2026/02/04
- 更新日
- 2026/01/28
学校長より
私は、「この学年なら〜くらいはすべき」「この場面ではこうするべき」といった考え方が、知らず知らずのうちに、子ども一人一人を見る目を狭めてしまうことがあると考えています。私が担任の頃を思い出すと、それは教員としての経験を重ねるほど強くなっていたのではないかと思います。
そこで本校では、2月のふれあい月間を通して、4つの意識を大切にしながら日々子どもたちと向き合う意識を高めようと教職員間で共有したことをお伝えいたします。
1 一期一会の意識で子どもに向き合うこと
教員個々にとっては、これまで受けもったことのある学年であっても、子どもたちの個性や集団の雰囲気は毎年異なります。過去の自身の実践にとらわれるのではなく、目の前の子どもたちの姿を出発点に、その学級、その瞬間に合った関わりを考えることを大切にしていきます。
2 皆のよさを見付けて対話すること
目立つ子や支援が必要な子だけでなく、普段は目立たないけれど、毎日一生懸命に取り組んでいる子どもたちにも、意識して言葉をかけることを大切にしていきます。こうした子どもたちは、学級を支える大切な存在でありながら、「ちゃんと見てもらえているのかな」と感じていることも少なくありません。「できて当たり前」と見過ごさず、小さな頑張りにも目を向け、認めることが、子どもたちの安心感につながると考えています。
3 自己決定を勇気づける対話をすること
「〜すべき」でないということは、「〜しなくてもよい」という甘い指導なのではないかと心配を抱かれる方がいるかも知れませんが、それは違います。
子どもたちが自分の言動を自分で決めていくことを大切にしています。これは、どうするかを自分で決めたことから生じる結果も、自分で受け入れることになります。そのため、この「自己決定」には勇気が必要です。
だからこそ、「自分で決めなさい」と突き放すのではなく、「どうするか一緒に考えよう」という対話を通して、子どもたちを勇気づけることを心がけていきます。これは、「〜すべき」よりも高次な、子ども自身の「自己指導能力」を育む厳しい指導です。
厳しさとあたたかさの両方を大切にしながら、日々の対話を積み重ねていきます。
4 心を整えて教室に立つこと
教師の表情や声かけは、教室の雰囲気に大きな影響を与えます。心に余白をもって子どもたちと関わることで、子どもたちが安心して過ごせる環境が生まれると考え、笑顔を大切にしていきます。
本校では、「こうあるべき」という見方にとらわれることなく、目の前の子ども一人一人をていねいに見つめながら、安心して成長できる学校づくりを進めてまいります。