12月10日(水)めがね・うぐいす・補聴器・ICT活用…すべて同じ(合理的配慮、都立高校受検、特別支援教育)
- 公開日
- 2025/12/10
- 更新日
- 2025/12/09
学校長より
先のHP投稿でもお伝えした通り、困り感や悩みがないお子さんは、学校には1人もいないと考えています。その意味で、すべての子に特別(=個に応じた)支援が必要と考えます。
「視力の困り感からめがねをかけること」「聴力の困り感から補聴器をつけること」「発達の困り感からICT機器を活用すること」「困り感の解消のためにうぐいす教室を利用すること」…これらはすべて、個々に認められた「合理的配慮」であり、小中学校での一定の実績があれば、都立高校の受検でも配慮を受けることができます。小学校での配慮内容の参考としてください。【下部リンク参照】
平成の中期頃までは、特別支援教育への偏見があったかもしれませんが、今は特別支援教育は当たり前です。この理解のない保護者がいらしたとしたら、そのこと自体がその保護者とそのお子さんの生きづらさ(困り感、社会とのギャップ)そのものです。
合理的配慮については、そのスキルを身に付けるのは基本教室ではなく「家庭」「うぐいす」「放課後デイサービス」等です(めがねを用意するのと同様の考えです)。「教室外で指導を受け、自分で使いこなせるようになったものを教室で活用する」という考え方になります。
お子さんの困り感が気になりましたら、また合理的配慮が必要でしたら、担任や学年教員、コーディネーター、スクールカウンセラー等にご相談ください。