学校日記

12月4日(木)人権尊重と自己指導能力(人権週間、学校だよりの補足)

公開日
2025/12/04
更新日
2025/11/30

学校長より

本日より12月10日までは、第77回人権週間です。

学校だより12月号の巻頭言で話題にした「人権」と「自己指導能力」について補足いたします。


【人権課題】

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【自己指導能力】

児童が深い自己理解に基づき、「何をしたいのか」「何をするべきか」、主体的に問題や課題を発見し、自己の目標を選択・設定して、この目標の達成のため、自発的、自律的、かつ、他者の主体性を尊重しながら、自らの行動を決断し、実行する力


【人権尊重と自己指導能力】

すべての人は、自分の言動を自分で決める権利があります。大きく以下の3点について、近々子どもたちにも伝えようと思います。


1 周りの人に何を言われようと、周りの人が何をしてようと、自分は自分の正しいと思った言動、よりよい自分に近づくための言動を選択しましょう


2 「あの子〜(悪口)だよね」「あの子に話しかけないようにしよう」など、人の悪口でつながろうとしたり、人に指図、命令したりすることをやめましょう。

悪口を話すのも、その裏には(あなたもそう思うでしょ)と、他者の気持ちをコントロールしようとする意図があります。


3 人権課題にあるような大きなテーマにあてはまらなくとも、容姿・性格・特性などを揶揄することや、そもそも他者をコントロールしようとすること自体が、人権を尊重できていないことになります。


なりたい自分、よりよい自分に基づいて自分の言動が決定できる子は強く、賢く、幸せな子です。山田小学校の子どもたちには、幸せになってもらいたいです。


学校だより12月号 巻頭言参照

「生徒指導提要 (令和4年 12 月) 」のポイント (基礎編)