学校日記

【熱中症対策番外編】朝食を抜くことが、熱中症や体調不良のリスクを高めることがあります

公開日
2026/07/17
更新日
2026/07/05

今日の出来事

本校では、熱中症対策として「こまめな水分補給」「十分な睡眠」「暑さ指数(WBGT)に応じた活動調整」などに取り組んでいます。その中でも、ご家庭にぜひご協力いただきたいことが、「朝食を食べてから登校すること」です。


朝食は、単にお腹を満たすための食事ではありません。睡眠中に失われた水分や塩分、脳や体を動かすためのエネルギーを補給し、一日の生活リズムを整える大切な役割があります。


特に夏場は、登校するだけでも汗をかきます。朝食を食べずに登校すると、水分やエネルギーが十分に補給されないまま学校生活をスタートすることになり、熱中症のリスクを高める要因の一つになります。


文部科学省の熱中症対策でも、十分な睡眠や朝食など規則正しい生活習慣を整えることが、熱中症予防の基本として示されています。


また、近年の研究では、朝食を欠食する子どもは、集中力や学習意欲の低下、学業成績の低下と関連することが報告されています。


さらに、朝食を食べない生活が続くと、生活リズムが乱れやすくなり、自律神経の働きにも影響を及ぼす可能性があることが指摘されています。その結果、疲れやすさやだるさ、気分の落ち込み、イライラなどにつながる場合もあるとされています。


もちろん、「朝食を食べなかったから必ず熱中症になる」「必ず体調を崩す」というわけではありません。しかし、暑い日に運動や屋外活動を行う際には、エネルギー不足や脱水状態が重なることで、熱中症や体調不良の危険性が高まることは十分に考えられます。


また、災害時という視点でも朝食や水を摂る習慣は大切です。避難生活では、普段飲み慣れた飲み物や食べ慣れた食品が手に入るとは限りません。普段から水や食事を無理なく摂る習慣が身に付いていることは、災害時の健康維持にもつながります。


「朝は食欲がない」「時間がない」というお子さんも少なくありません。そのような場合でも、おにぎり一つ、パン一枚、バナナ、ヨーグルト、牛乳、みそ汁など、少量でも口にすることが大切です。食べる習慣を少しずつ身に付けることで、脳や体が目覚め、学校生活への集中力も高まりやすくなります。


恩方中学校では、生徒一人一人が安全で充実した学校生活を送れるよう、熱中症対策を継続して行っています。


学校での取組だけでなく、ご家庭での朝食や睡眠、規則正しい生活習慣が、子どもたちの健康と命を守る大きな力になります。これから本格的な暑さと夏休みを迎える中、ぜひ毎朝の「朝ごはん」を熱中症予防の第一歩として、ご家庭でもご協力をお願いいたします。