学校日記

【テレビ朝日系列11月27日放送 相葉ヒロミのお困りですカー】放送後の反響と合唱曲「明日へ」

公開日
2025/12/06
更新日
2025/12/06

今日の出来事

写真1 嵐相葉君と三年生有志が作成した獣害対策用「恩方モンスター」

写真2 話題の太田精機製「モンスターウルフ」

写真3 令和6年度合唱祭の2年生の学年合唱の様子(当時1年生)


11月27日の放送後、多くの皆様から放送の反響をいただきました。ホームページも27日だけで

2072人の訪問者を記録。

放送開始20時台になるとページビューでも27日だけで

4957件となりました。

SNS上でも多くの視聴者の感想がXやインスタで上がっており、私自身も全てではありませんが

200件以上の書き込みを確認をさせていただきました。

「勇気をもらった」

「学校の雰囲気が素晴らしい」

「生徒たちが純朴で素直」

「今でもこんな純朴な中学生がいるのか」

「先生と生徒が仲がよさそう」

「先生を子どもたちが送り出す場面では泣きました」

「男性の育休取得の後押しになった」

「若い先生が多く先生同士も仲が良さそう」

など、たくさんのお褒めの言葉を頂戴しました。もちろんバラエティ番組ですので、テレビ朝日の演出の素晴らしさもあります。しかし、コンプライアンスの時代ですので内容はすべて事実で、番組の中でも話が合ったように当該教諭が事前にとったアンケートで悩みを打ち明けたことや、パパになったことを子どもたちが事実を知ったのは前日なんです。相葉君やヒロミさんは本当に生徒一人一人に声掛けをしてくれて、サプライズを大成功させてくれました。今でも感謝しております。

こうした反響を見てみると、あらためて全国ネットのすごさと、番組の持つ力を感じた次第です。


そんな中で、ホームページにある「恩方モンスター」について、「これは何だ」とのご質問がありました。


私も後で知ったことなのですが、地方局によっては最後に放送されたお困り解決「獣害対策」と「家庭科室のシンク対策」について放送されなかったそうです。ちなみに、すべての放送内容は今でもTverやTERASAでご確認いただけますので是非ともご覧になってみてください。


そこで、恩方モンスターについてですが、あの怖い案山子(かかし)は、3年生の久保さんをはじめ多くの生徒が挙げた「獣害対策」のお困りごとを受けて、番組スタッフがあらかじめ番組にも登場した大学教授などの指導を元に骨子を固めていました。最終的に、最近話題となっている「モンスターウルフ」をイメージした案山子を作ろうということになり、地元の夕焼け小焼けの里のスタッフの方が土台となる案山子を製作してくれました。

実際の「恩方モンスター」の姿は、収録が行われた10月22日にはじめて3年生代表と相葉君が一緒になって創意工夫をしながら1時間程度で作り上げたものです。子どもたちの意見を丁寧に相葉君が聞き入れてくれて完成することができました。せっかくの作品ですので、多くの人がご覧になりたいと思い校舎裏手から現在は正門周辺に移動して公開しております。正門ですので、番組で出てきた「あっちいけ!ガオー」はさすがに来校者に申し訳ないので音声は切ってはありますのでご容赦ください。



さて、最後になりますが、番組の2年生が歌った合唱曲「明日へ」の作詞作曲者であった富岡博志さんの元同僚であった中学校の先生からのお電話をご紹介したいと思います。


合唱曲『明日へ(あしたへ)』は、中学校教員の富岡博志が作詞作曲した合唱曲です。足立区立蒲原中学校、足立区立江北中学校、板橋区立板橋第二中学校に勤務した先生で、板橋第二中学校勤務中の40代で病気のためお亡くなりになりました。生活指導にも大変熱心な先生で、男子生徒の合唱団を編成し、校内で合唱を披露するなどなど精力的に活躍をされていたそうです。

お電話いただいた方は富岡先生と同僚で、恩方に在住されていたそうです。

富岡先生が渾身の思いで制作された「明日へ」を、恩方の子どもたちが生活指導主任として活躍する恩師のために全力で歌う姿に大変感動されたとのことでした。


今回の番組が紡いでくれたこうした言葉の数々。私達はこうした叱咤激励の言葉を胸に、今後も子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。

番組制作中の10月から11月にかけて、子どもたちの世界では番組のような世界もあれば、トラブルなど様々なことがありました。学校は生き物なので、いいことばかりではありません。きれいな部分もあれば、人間関係の対立は日常茶飯事です。大人の世界にはないのが学校現場です。しかし、子どものもつ純粋さやたくましさはありのままです。

恩方中学校では。3月に合唱祭が行われます。今年度最後の締めくくりに、子どもたちはどんなドラマを見せてくれるのでしょうか。そして、どんな歌声を聞かせてくれるのでしょうか。今から楽しみで仕方ありません。