学校日記

野生動物による被害を防ぐ安全教育の充実について

公開日
2025/10/01
更新日
2025/09/30

市役所・行政・生活指導・防犯だより

教育活動中や登下校時において野生動物による児童・生徒の被害を防ぐためには、恩方中学校では八王子市役所獣害対策課ならびに地元大沢町会などと連携して日々情報収集を行っております。特に八王子市内で唯一、校内分掌組織として生活指導部獣害対策チームを組織し対策を講じています。


また、スキー校外学習や北海道修学旅行においても、山間部への立ち入りを計画する場合には、その地域の野生動物の出没情報を収集するなど、万全の安全対策を講じております。


報道等でも取り上げられているように、近年、全国的に野生の熊による被害が深刻化しています。東京都環境局によれば、都内でも多摩地域(西から順に奥多摩町、檜原村、あきる野市、青梅市、八王子市、日の出町)の森林にツキノワグマが生息しており、毎年約200件の目撃情報が寄せられています。令和7年は、8月末現在で約160件の目撃が報告されており、駅周辺や住宅地にも出没が確認されるなど、熊との遭遇リスクが高まっています。八王子市恩方地区では、聖パウロ学園奥の景信山周辺での熊の目撃情報や、恩方中学校後方の小津町での熊の目撃情報が上がっています。


併せて、東京都教育庁総務部総務課が作成している「学校危機管理マニュアル」が改訂され、野生動物編が追加されました。今後も一層の児童・生徒等の生命及び身体の安全確保に万全を期していきますのでご承知おきください。。