学校日記

【初宿市長定例会見】クマ目撃情報について八王子市が危機感、市長「注意呼びかけ」

公開日
2025/11/23
更新日
2025/11/22

市役所・行政・生活指導・防犯だより

初宿(しやけ)和夫市長は21日の定例記者会見で「人的被害はないが、注意を呼び掛けていく」と話し、安全対策強化の必要性を強調した。


八王子市の公式発表によると、今年寄せられた市内でのクマの目撃情報は計33件で、いずれも市街地ではない市西部の山間部。これは高尾山、景信山(かげのぶやま)を中心とした地区で恩方も含まれている。


初宿市長は会見で「高尾山などはもともとクマが生息する場所。百パーセント安全ではないことを伝えながら、必要な対策や周知を進めていく」と述べた。


住民には、人の生活圏にクマを寄せ付けないための対策として先日恩方中学校でも学校として取り組んだ「柿や栗などの農作物の早めの収穫」「生ごみやペットのエサなどの見えない場所への設置や管理」などを呼び掛けた。


文部科学省からも熊対策についての通達が出ており、恩方中学校としても生活指導部を中心に、日常生活を維持しつつ、情報収集とともに危機意識をもった取り組みを行っていく。