6月15日(月)めがね、イヤーマフ、うぐいす、けがの時の車での送迎、校内別室…みんな同じ「合理的配慮」
- 公開日
- 2026/06/15
- 更新日
- 2026/06/15
学校長より
今日の全校朝会では、うぐいす教室の教員による「合理的配慮の理解教育」が行われました。
4月保護者会資料 特別な教育的支援を必要とする児童への支援について
関連HP投稿 2月26日(木)うぐいす教室(特別支援教育⑤/11)
「合理的配慮」という言葉を聞くと、特別な支援を受ける人のためのものだと思われることがあります。でも、実は私たちの身近にもたくさんあります。
例えば、目が見えにくい人がめがねをかけること。音が苦手な人がイヤーマフを使うこと。けがをした時に車で送迎してもらうこと。うぐいす教室や校内別室を利用すること。どれも、その人が安心して生活したり学んだりするための工夫です。
私は合理的配慮を、「特別扱い」ではなく「その人に合った方法を選ぶこと」だと思っています。
例えば、視力が低い子がめがねをかけることを、「ずるい」と言う人はいません。めがねをかけることで、その子は黒板の文字が見えるようになり、みんなと同じように授業を受けることができます。
見た目には違うことをしているように見えても、その人だけを特別扱いしているわけではありません。その人が本来持っている力を発揮し、みんなと同じように学んだり生活したりできるようにするための工夫なのです。
だからこそ、イヤーマフや校内別室、うぐいす教室の利用も、めがねと同じように考えることが大切なのではないかと感じています。
学校でも、一人一人で見え方や聞こえ方、感じ方が違います。同じ教室で同じ授業を受けていても、困り感は人によってさまざまです。だからこそ、一人一人の挑戦の仕方に合わせて、必要な支援や環境の調整が必要なのだと思います。
子どもたちには、「なぜあの子だけ」と考えるのではなく、「どんな困り感があるのかな」と想像できる人になってほしいと思います。そして、自分が困った時には、「助けてください」と言える人にもなってほしいです。
私自身も、合理的配慮について学ぶたびに、「みんな同じであること」と「みんなが学べること」は違うのだなと改めて感じます。
今日の朝会を通して、子どもたちが互いの違いを自然に認め合い、支え合うことの大切さを少しでも感じてくれたらうれしいです。合理的配慮は、一部の人のための特別な仕組みではなく、誰もが安心して学び、成長していくための身近な工夫なのだと思います。