学校日記

2年生が心肺蘇生講習を受けました!放課後には全教員がAED実践研修を実施

公開日
2025/07/18
更新日
2025/07/18

2年生の出来事

慈恵医科大学から武田聡主任教授、南多摩病院からは理学療法士の倉田考徳様と安藤一哲様、救急救命士の金子翔太郎様の4名をお迎えして中学2年生対象の心肺蘇生講習を実施しました。

心肺蘇生とは、心臓と呼吸が止まってしまった人を助けるための応急処置です。具体的には、胸骨圧迫と人工呼吸を行い、心臓と呼吸の動きを助けます。早期に心肺蘇生を行うことで、救命率が大幅に向上します。その際に心肺蘇生とAED(自動体外式除細動器)を組み合わせることで、心停止からの救命率を大幅に向上させることができます。特に、心室細動という心臓が細かく震える状態に対してAEDによる電気ショックを行うことで、心臓の機能を回復させ、生存の可能性を高めます。早期の心肺蘇生とAEDの使用が、救命の鍵となります。

身近な人の命を助けようというテーマの下で行っている講習です。生徒たちも真剣に取り組み、熱心に講師の話を聞き入っていました。ここ恩方の地域は高齢者が同居または近くに住んでいるケースもたくさんあります。また、中学校を卒業すると公共交通機関を使用して日常生活を送るケースも増えていきますので、こうした知識の習得は将来の糧になるはずです。


また、放課後には全教員対象にAED講習を行いました。生徒の命を守る大切な役割を担う教員として、全員が心肺蘇生技術を習得することを目指しています。今後の学校生活に生かそうと必死に取り組みました。