2月5日(木)低学年期の生活習慣と自己決定について(中学年以降の修正の難しさ)
- 公開日
- 2026/02/05
- 更新日
- 2026/02/01
学校長より
近年、「子どもの自己決定を大切に」という考え方が、学校教育の中でも広く共有されるようになってきました。本校でも、子どもが自分で考え、選び、決める力を育てることを大切にしています。ただし、どの時期に、どの程度子どもに委ねるかについては、発達段階に応じた配慮が必要だと考えています。
特に小学校低学年の時期は、自己決定にすべてを委ねる段階ではありません。この時期の子どもたちは、「今どうしたいか」という気持ちははっきりしていますが、その選択が明日や来週の生活にどのような影響を与えるのかを具体的に想像する力は、まだ育ち途中です。そのため、就寝時刻やゲームの使い方などの生活習慣については、大人が判断し、整えていくことが必要な時期だと考えています。
保護者が決めることは、子どもの主体性を奪うことではありません。むしろ、「安心して生活できる枠」を大人が用意することで、子どもはその中で少しずつ考える経験を積んでいくことができます。低学年期は、「自分で決める」ことよりも、「決めてもらった生活のリズムを守る」経験を重ねることが、将来の自己管理につながっていきます。
また、生活習慣や考え方といった人の「習慣」は、年齢が上がるほど修正が難しくなると言われています。中学年以降になると、自我が育ち、自分なりの考えが強くなる一方で、大人の助言が受け入れにくくなる場面も増えてきます。だからこそ、まだ柔軟性の高い低学年のうちに、基本的な生活の型を整えておくことが大切です。
学校と家庭が同じ視点をもって子どもを支えていくことが、子ども自身が将来、自分で考え、決め、責任をもって行動できる力を育てることにつながると考えています。
★生成AIに、対応の選択肢を考えてもらいました。写真にアップしましたので、必要に応じて参考としてください。
★生活習慣の乱れ、育てづらさなどの違和感、心身の発育・発達など、育児全般の違和感、困り感については、スクールカウンセラーにご相談いただけます。相談予約は、Home&School等で学校までご連絡ください。学校や子ども家庭センターも相談の選択肢に含めていただき、困り感をお一人、ご家族で抱えないようにしてほしいと願っています。
★高校を卒業したら、クレジットカードを作って課金や借金もできてしまう世の中です。私自身も、子の睡眠時間の確保、ゲームやスマホのペアレントコントロールなどで悩み、KGN病院のスマホゲーム依存症講演会を聞きに行ったことが思い出されます…。子どもへの誘惑の多さは、保護者の皆様が子どもの頃よりも増えているため、自身の経験のないことを指導しなければならないというプレッシャーが、どの保護者様にもあることと推察いたします。やっぱり、保護者だけで悩みを抱えこまないでください!校長でよければ、校長室にもふらっとお越しください。
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