10月30日(木) 自己有用感と先輩へのあこがれが育まれる(クラブ・委員会活動、スマイルタイム等異学年交流、キャリア教育)
- 公開日
- 2025/10/30
- 更新日
- 2025/10/28
学校長より
【写真1】クラブ活動
4~6年生がそれぞれ好きなこと、得意なことを一緒に行うために集まって活動します。上級生が部長、副部長等となって、皆の意見を集約したり、当日のマネジメントをしたりして、主体的にクラブ活動を運営しています。
【写真2】委員会活動
5・6年生が、皆の学習や生活が困らないための常時活動、また、学校をよりよくするための創意工夫した活動を企画、運営します。どの委員会に所属したのかについては、年度初めに希望はとりますが、全員の希望がかなうわけではありません。しかし、どの内容を行うのかが大切ではなく、何をすると学校がよりよくなるのかを主体的に考えたり、常時活動に自主的に取り組んだりすることが大切です。その意味では、どの委員会となっても、同じ学習価値があります。
先日の全校朝会では、代表委員があいさつ運動について、また、図書委員が読書旬間の取組について告知をしてくれました。図書委員会児童が作成したPDFを以下に添付します。ホームページの投稿よりご覧になってください。プレゼンのクオリティが高い!校長のプレゼンより見やすいです!
【写真3】スマイルタイム
山田小では、1年と5年、2年と6年、3年と4年がペア学年となり、それぞれ上級生が活動を運営して交流活動を行います。1年生は、移動教室に行く5年生のために、てるてるぼうずをモチーフとしたお守りをつくり、5年生に渡したようです。移動教室当日、そのお守りをりゅっくにつけて行く5年生も微笑ましい!心が洗われました。
これらの活動の共通点は「異学年交流」です。上級生にとっては、自分たちの準備や企画を下級生が楽しむことで、人の役に立つ喜び(自己有用感)や見通しをもって準備をすることの大切さを学びます。そして、下級生にとっては、そのような上級生の姿にあこがれ、数年後の自分の姿を重ねます。
山田小学校が大切にしている異学年交流は、小学校期におけるキャリア教育の中核をなしているのです。