自然のアルバム278 ヒガンバナ
- 公開日
- 2010/12/21
- 更新日
- 2010/12/21
恩方の自然
《冬のヒガンバナ》
☆ヒガンバナは秋のお彼岸(ひがん)の時にさくので、ヒガンバナという名前ですが、その時には、葉っぱが見えず花だけです。花が終わるとごらんのような細い葉をだします。
☆秋から冬にかけて細い葉っぱをたくさんだし、太陽の光で光合成を行い、根っこに栄養をためます。他の植物が生長する春から秋には葉を見せず、冬の間に太陽をひとりじめするようです。
☆ヒガンバナには全体に毒(どく)があり、田んぼの畦(あぜ)でよく見られますが、これは、昔の人がネズミやモグラなどが田んぼに入ってこないようにするためだったと言われています。