ヤマメ里親教室 産卵床(さんらんしょう)作り
- 公開日
- 2025/10/22
- 更新日
- 2025/10/22
恩方の自然
今年も恩方漁業協同組合さん、東京都島しょ農林水産総合センターさんのご協力により、ヤマメの学習をしています。
【上】学び舎で浅川の魚を中心にしたお話を聞きました。元々いない種類の魚が持ち込まれると、近縁同士交雑したり、すみかを奪われたりして、絶滅することがあるそうです。東京都のレッドデータブックも紹介されました。
【中】お話の後、3年生以上の児童は本校の前を流れる醍醐川に入り、ヤマメが産卵しやすいように流れを整えます。大きな石で堰を作り、中を小石で平らにならします。この時、水温も気温も15℃でした。
【下】奥多摩から運ばれてきたヤマメの成魚をバケツリレーで運び、放流します。黒とピンクの婚姻色が現れ、オスは鮭のように鼻が曲がっています。児童の手を離れるとさっそく泳ぎ出しました。1・2年生は道路から放流の様子を見守りました。
11月には一人ひとり容器に発眼卵をもらって学校で飼育を始めます。楽しみですね。