学校記事

令和8年度1学期始業式 校長講話

公開日
2026/07/09
更新日
2026/07/09

校長室から

僕たちの「正解」を探しに行こう

 おはようございます。

 長房中校長3年生の上田です!今年度もどうぞよろしくお願いします。

みなさん、進級おめでとうございます。一つ上の学年になりましたね。

 さて、今日から令和8年度の始まりです。新しい学年、新しいクラスでの1年間の旅が始まりました。今日はとても暖かいというより暑いくらいですね。これからの日々を先取りしたような皆さんの新しいスタートにふさわしい印象深い日和です。

 この1年、授業日の数は2年生は210日、3年生は208日です。

 ちなみに、学校の一年が4月に始まり3月に終わるのは世界ではほとんど日本だけです。9月から新学期という国が多いです。1月から始まる国や韓国のように3月から始まる国もあります。みなさんはいつがいいと思いますか?

今、どのような目標を抱いていますか?あたらしく決まったクラスに、いろいろな思いをもっている人もいると思います。嬉しい人もいれば、残念な思いの人もいるかもしれません。一段また一段と大人に近づくにつれ、勉強のことや体のことなどで悩むことも多くなってくるかも知れませんが、人間にとって悩みのほとんどは「人」に対しての悩みだと言います。これはある意味宿命でもあります。人間である以上悩むことは尽きないものです。

でももう自分ではどうしていいか分からない時、周りの人にどうか相談するか、本当につらい時はSOSのサインを出してください。

いずれにしても、目の前のことや体裁にとらわれず、自分の一番大切にするべき目標はなんなのか、そこに向かって、どう過ごしていくかを考えるようにしましょう。

 

そのうえで、それぞれの学年で私が期待していることをお話します。

3年生は自分の力で生きていくための第一歩である、進路決定を迎えます。特に「物事には期限がある」ということを実感しながら学んでいく年となります。だからこそ、日々の授業、行事、部活動や課外での活動の練習、そして受験に向けての高校見学や情報収集の一瞬一瞬のひと時を、大切にしてほしいと思います。大きな花を咲かせてくれることを期待しています。

2年生は、中学校生活の中心となる学年、その中身を決める学年になります。当たり前と思えるような日々のあれこれに、当たり前と思わず向かい合い、挑戦を続けてほしいと願っています。何かに挑戦するかしないか、それを決めるのは自分です。うまくいかないことを、誰かのせいにするのではなく、自分で解決する方法を考えてみてください。

でもみなさん、何事も、いっぺんには達成できません。だんだんとでいい、少しずつでいい、目標に近づいていくことです。明後日入学してくる1年生に、皆さんが学んできた中学生の姿を、後ろ姿(つまり、やっている姿)で示してください。何度も言いますが、苦しい時は「助けて」ということもためらってはいけません。

 

そして、学年共通してこれからを生きる皆さんにぜひ心がけていただきたいことを一つだけ言います。それは自分なりの「正解」を求めてほしいということです。これは言い換えると、常に「問い」をもって生きてほしいということです。

 

去年の卒業式で3年生が「正解」という歌を歌いました。これから生きていく皆さんには、いろいろと考えていくべきことがあります。普段の生活の中に自分の中でぜひ「問い」をもって生活してほしいと思っています。例えば、今の話の中にも、問いにあたるようなことを2つ入れましたが分かりますか?一つは最初に話した日本の学校は4月始まりでいいのか?というのもその一つ「みなさんはいつがいいとおもいますか?」という問いをしました。日本では学年の切り替わりの期間がびっくりするほど短い。春休み、本当に桜の咲いている時間だけっていう感じの短さです。その間に、終わって、パッとまた始まる。これが日本らしくていいんだと私なんかは体に染みついてしまっていますが、留学や海外との交流もますます盛んなこれからの時代に、このままでいいのだろうか、考えてみることも必要でしょう。また、自分の一番大切にするべき目標はなんなのかというのも問いです。

 どんなことも問いになります。こうした問いをぜひもちながら、その正解を探しに行って欲しいと願っています。元々ある正解なんてほとんどありません。有るとすればそれは自分が問いをもっていないからです。みなさん自身がいつも「問い」をもち続け、正解を探し続ける、そんな過ごし方を期待しています。

 

この1年の旅の終わりには、今の自分よりずっと大きな力を付けた新しい自分がいる。その姿をイメージしながら進んでいきましょう。