9月8日(火)子どもの課題行動の「背景」を探る
- 公開日
- 2026/09/08
- 更新日
- 2026/09/05
学校長より
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子どもが、暴言を吐く、手が出る、授業に参加しない、教室に入れない、友達とのトラブルを繰り返す。
こうした姿を見ると、私たち大人は、どうしても「その行動をやめさせること」に目が向きます。
人を傷つけたり、ルールを大きく外れたりする言動については止める必要があります。しかし、言動を止めたら解決ではありません。
「なぜ、この子には今、この課題行動が必要になっているのだろう」と考えてみることが大切です。
例えば、授業中に立ち歩く子どもがいたとします。
単に「落ち着きがない」のかもしれません。
一方で、
「勉強が分からない」
「失敗するのが怖い」
「先生に気付いてほしい」
「長く座っていることがつらい」
といった背景があるかもしれません。
同じ行動でも、その理由は一人一人違います。
だからこそ大切なのは、行動だけを見て、その子を決めつけないことです。
私たちは、子どもの行動の奥に、
安心したい
つながっていたい
認められたい
自分で決めたい
少し休みたい
といった「満たされていない何か」がないかを考えていきます。
その理由がすぐに分かるとは限りません。
わたしたち大人の想像が間違っていることもあります。
だから、「きっと○○だ」と決めつけるのではなく、「もしかすると○○なのではないか」と考え、子どもの様子を見ながら確かめていくことが大切です。
学校と家庭で考えたいのは、「この子は、今、何に困っているのだろう」ということです。
不適切な行動には、きちんと線を引くと同時に、その行動の奥にある気持ちや困りごとには目を向ける。
そして、「では、どうすればこの子は別の方法で自分の思いを表せるだろう」と一緒に考える。
不適切な言動は、その子が何かに困っているサインです。その行動を改善する第一歩は、その行動の奥にある言葉にできない苦しさに大人が気づこうとすることです。
★HPの本投稿にて見ることができる写真4は、学校が子どもの困り感を探る際に活用することのあるシートです。