9月4日(金)生徒指導は「問題を減らす」から「子どもを支える」へ
- 公開日
- 2026/09/04
- 更新日
- 2026/09/03
学校長より
文部科学省が令和8年7月に公表した「生徒指導上の諸課題の現状と施策」では、小・中学校の不登校、いじめ認知件数、暴力行為がいずれも過去最多となり、多くの子どもたちが悩みや困難を抱えている現状が示されました。こうした状況を受け、文部科学省は「問題が起きてから対応する」のではなく、子どものSOSを早く見つけ、学校全体や関係機関が連携して支える生徒指導へと方向性を明確にしています。
山田小学校が大切にしている学校経営の考え方も、この方向性と一致しています。
本校では、「困っている子」に寄り添い、まずは安心して相談できる関係づくりを大切にしています。教室での困り感が大きい場合には校内別室を活用し、必要に応じてスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、教育委員会や医療・福祉機関とも連携しながら、一人一人に合った支援を進めています。
また、子どもたちには、自分で考え、選び、困った時には信頼できる大人に相談する力を育てることを重視しています。保護者の皆様とも情報を共有しながら、「学校だけ」「家庭だけ」でかかえ込むのではなく、子どもを中心に協力して支えていきたいと考えています。
子どもたちが安心して挑戦し、自分らしく成長していくためには、「問題をなくすこと」だけではなく、「困った時に支えてくれる人がいる」と実感できることが何より大切です。
山田小学校はこれからも、文部科学省の示す方向性を踏まえながら、誰一人取り残さず、すべての子どもが安心して力を発揮できる学校を目指し、保護者・地域の皆様とともに歩んでまいります。