学校日記

1月27日(火)子どもたちと大人に上下関係や命令はなし!(自己決定の支援)

公開日
2026/01/27
更新日
2026/01/24

学校長より

山田小学校の子たちは、校長にもたくさん声をかけてくれます。とっても嬉しいです。運動会後から1月にかけては、6年生と一緒に給食を食べながら、たくさんのお話ができて嬉しかったです。一年かけて、すべての子たちと給食を食べながらたくさんお話したいなと思っています。


さて、子どもたちと何気ない会話をしていると、子どもたちから「校長先生が一番えらいんでしょ」という声が聞かれることがあります。子どもらしく、微笑ましい発言です。

でも、当然ながら、人と人の関係に上下はありません。校長や副校長などの職層は、仕事の分担・役割が違うだけです。子どもたちにとっては、(副)校長や主幹教諭に受ける助言や指導だからといって、担任などの先生の助言や指導よりも重たいとか、強いとかはありません。


人と人との関係に上下がないことは、子どもたちと教員や親などの大人、また、子ども同士にも当てはまります。

教員は、専門的な知識やこれまでの経験をもとに、子どもたちに対して、考えられる選択肢や、それぞれのメリット・デメリットを示しながら指導や助言を行います。

この指導や助言は、決して子どもに命令をしているというわけではありません。また、子どもたちは、先生や親などから指示をされたことを、自分の意志に反して行うものでもありません。

最終的にどの道を、どの選択肢を選ぶのかを決めるのは、子ども自身であるべきだと考えます。教員や友達、きょうだいなど、そして何より自分の一番の理解者、拠り所である保護者の助言を参考にしながら自分で決めないことには、その結果を自分で負うことはできません。


一方で、教員の「先生ならこうするかな」「今すぐ決めなくてもいいから、お家の人ともよく相談してみてね」といった助言が、子どもを通して「先生に〇〇しろと言われた」と保護者に伝わってしまう場合があります。

お子さんの話を聞いた際に、学校の指導助言について、不安や疑問を感じられた際には、お子さんの心理的事実には共感いただいて構わないのですが、お子さんの話だけをもって、それを客観的事実だと思い込むのはお控えください。そして、保護者が抱かれた不安や疑問は、小さなうちに学校までお問い合わせください。真意を丁寧にお伝えいたします。


学校としても、教員の言葉が「〜しなさい」といった使役的な指示として受け取られないよう、これまで以上に伝え方に配慮しながら、子ども一人ひとりの主体的な選択を支えてまいります。


山田小学校では、子どもと教員の関係も、立場や役割は違っても、互いを尊重する対等な関係であることを今後も大切にして教育活動をすすめてまいります。


★写真のスライドは、子ども向けの文言で作成しています

★子どもたちに心配や迷惑をかけてしまうなどした際には、「ごめんなさい。これから〜に気をつけます。」と子どもたちに心を寄せることができる大人が、子どもたちから「自分たちを大切にしてくれている」と信頼されるのだと思います。子どもにしっかりお詫びができるかどうかも、人間関係に無意識に線引きをしていないかどうかの、一つの指標になると思います。


関連投稿

11月18日(火)子どもの話と学校や他者の話の「ずれ」が子どもと保護者の生きづらさ(主観的現実と客観的事実)

12月11日(木)発達段階に応じて「自己決定」を支える(自己指導能力の育成)