10月21日(金)の給食神奈川県は、人口は東京都に次いで二番目に多い県です。横浜などの都市があるため大都市のイメージが強いようですが、海も山もあり、漁業も農業も盛んです。主に栽培される作物は「大根、キャベツ、小松菜」などの野菜がたくさん採れます。また、神奈川県の横須賀には海上自衛隊の基地があります。そこで、今日の郷土料理献立は「海軍カレー」をつくりました。はじめて「海軍カレー」という料理名を聞いた人が多いと思いますが、海上自衛隊は昔「海軍」と呼ばれていました。 海軍カレーは明治時代に登場し、日本のカレーの基になったものだとだといわれています。ではどうして「海軍カレー」が生まれたのでしょう?それにはこんなわけがあるのです。船は一度航海に出かけると「何か月も海の上」という生活が続き、「今日は何曜日?」という感覚がなくなってしまうため、長い航海中でも曜日を忘れないように、毎週金曜日をカレーの日と決めているそうです。今日は金曜日。そこで海軍の真似をして海軍カレーを食べます。またそのほかには、神奈川県の特産物「大根」と「かまぼこ」を使って【神奈川県の郷土料理献立】を作りました。 10月20日(木)の給食「まめ鯵」とは、鯵という魚が大きくなる前の子供のことです。まめ鯵は知らない人でも、「あじのたたき」などの刺身、あじの干物、鯵フライにする魚の「あじ」は、ほとんどの人が知っている魚です。鯵は、とても栄養がある魚で、血液をサラサラにするEPA・頭の働きをよくするDHAがたくさん含まれることでも知られています。特にまめ鯵は、子供の鯵なので骨が柔らかく、まるごと食べられるため、骨に含まれているカルシウムがたくさん摂れます。鯵の名前の由来は、「味がとってもおいしい」から「あじ」という名前になったというほどおいしい魚です。今日の給食は旬の豆鯵を使い骨まで食べられるほどカリッと揚げた「まめ鯵のからあげ」です。皆さんも頭がよくなるように、骨が丈夫になるように「まめ鯵のから揚げ」を残さないで食べてください。 10月18日(火)の給食フレンチドレッシングはアメリカ生まれの酢と砂糖と油を混ぜて作る甘酸っぱいサラダドレッシングのことです。このフレンチドレッシングを初めて作った人は、アメリカのインディアナ州に住んでいた「ルーシャス・フレンチさん」の奥さんと言われています。この「ルーシャス・フレンチさん」は大の野菜嫌いでした。そのためビタミンが不足してしまい何度も病気になりそうになったため、心配した奥さんが「彼に何とか野菜を食べてもらおう」といろいろ考え作ったそうです。そしてフレンチさんの奥さんが作ったのでこのドレッシングの名前を「フレンチドレッシング」と呼ぶようになりました。今日はこの「フレンチドレッシング」できゅうりをあえた「フレンチきゅうり」を作りました。 10月19日(水)の給食中華料理は四大中華料理と言って大きく4つの種類に分かれます。その4つとは、北京・広東・上海・そして四川料理です。四川料理の特徴、それはズバリ!「からい」です。四川料理は唐辛子などの香辛料をきかせた料理が多く、その代表的なものは皆さんもよく知っている「マーボー豆腐」です。今日の給食の「四川豆腐」もマーボーどうふと同じ「豆腐料理」ですが、ひきにくや野菜を細かく切って作る「マーボーどうふ」に比べ、たけのこやにんじん、ちんげんさい など大きく切った野菜がたくさん入った料理です。味付けは四川料理の特徴「ぴりから」なのでごはんによく合います。そこで今日の給食はご飯の上に「四川豆腐」をかけた「四川豆腐丼」を作りました。 10月17日(月)の給食「カムジャタン」とは、韓国の鍋料理です。「カムジャ」は韓国語で「じゃがいも」、「タン」は「スープ」という意味なので、「カムジャタン」は「じゃが芋のスープ」のことです。じゃがいもと肉をスープで煮こみ、辛子味噌などで、ピリ辛の味付けをした鍋料理のことです。韓国では寒くなるこの時期、体が温まる料理をたくさん食べるようになります。カムジャタンもその一つで、ぐつぐつ煮込んだじゃがいもと体が温まるピリ辛スープを食べることで、体を温め、風邪をひかないようにするそうです。この十日間で急に寒くなり、風邪をひいてしまった人が多いようです。みなさんも体を温かくして寒さに負けない毎日を過ごしましょう。 10月14日(金)の給食キャベツは1年を通して食べられる野菜ですが、キャベツの種類は季節でわけて大きく3つあります。 寒玉という「冬キャベツ」、春玉という「春キャベツ」、高原で栽培されることが多いので、「高原キャベツ」と呼ばれる、「夏キャベツ」の3つです。これからの季節に食べられる「冬キャベツ」は球がよく締まり、葉っぱは厚く、葉っぱと葉っぱが隙間(すきま)なくつまっていてじっくり煮込むと甘くておいしいので、煮込み料理や汁物の具にもむいています。また、キャベツの栄養は、体を病気から守ってくれる「ビタミンC」や「ビタミンU」またの名前を「キャベジン」と言って胃の調子をととのえる働きのある成分が含まれています。じっくり煮込むと甘くておいしい冬キャベツを使って今日の給食は「野菜のスープ煮」を作りました。 10月13日(木)の給食今日は「十三夜(じゅうさんや)」です。十五夜(じゅうごや)のお月見から約1か月後の十三夜は「後(のち)の月(つき)」ともいい、『十五夜の次に月が美しい日』とされています。 十三夜の月は、満月よりも少し欠けているのですが、それが趣があってよいのだそうです。十三夜には、栗や枝豆をお供えします。お供えするものの名前から、十三夜を「栗(くり)名月(めいげつ)」、「豆(まめ)名月(めいげつ)」とも呼びます。十三夜は「十三夜に曇なし」という言葉があるように、晴れることが多いそうです。ですが今日の天気予報は「曇」。でも今夜の天気が晴れたら夜空を見上げてみましょう。きっときれいなお月様が見えると思います。今日の給食は、「栗名月」にあわせて 栗の入った「吹き寄せおこわ」を作りました。 10月12日(水)の給食さつまいもは今から400年ほど昔に沖縄と薩摩の国(今の鹿児島県)に伝わりました。さつまいもはあまり栄養の無い荒(あ)れた土地でも作ることができる作物だったので瞬く間に日本全国に広まり当時飢饉と言って食べるものがなく飢えに苦しんでいた日本中の人々を救いました。そのさつまいもには3つの大きなパワーがあります。一つ目、体がポカポカあたたまり、力がもりもりわいてくる!二つ目、食物繊維がたくさん入っているのでおなかの調子がよくなる。三つ目、ビタミンCがたっぷり。風邪をひきにくくなる!といった体にいいことばかりがあります。また、昔焼き芋屋さんが、「九里(くり)(栗(くり))四里(より)うまい十三里(じゅうさんり)(さつまいも)」と看板に書いて焼き芋を売りました。焼(や)き芋(いも)が栗(くり)よりもおいしいよ!という宣伝です。この十三里にちなんで、13日がさつまいもの日になりました。今日の給食は明日のさつまいもの日にちなんで「大学いも」を作りました。 ハッピーフェスティバル 二年生
10月22日(土)
子供たちの祭典「ハッピーフェスティバル」でした。三年生以上が思い思いにお店を出していました。二年生は来年に向けて、お店の様子や働き方ををよく見てくることをめあてに、遊びに行きました。楽しむ中で次へのアイデアが浮かんでくることでしょう。 遠足 二年生
10月7日(金)
秋晴れの中、昭和記念公園に遠足に出かけました。電車とモノレールを乗り継ぎ、昭和記念公園に着きました。でも、そこからが大変です。お弁当を食べる「みんなのはらっぱ」まで歩かなければなりません。「まだー」「おなかがすいた。」と言う声も上がりましたが、みんながんばって歩きました。 荷物を置くと、今度は遊ぶための「子どもの森」まで移動です。「雲の海」「虹のハンモック」でたくさん遊び、お弁当・おやつになりました。 たくさん食べて、元気良く学校まで帰り着くことができました。 縦割り給食 二年生
10月4日(火)
縦割り班で集まって、給食を食べました。配膳は五年生が担当です。六年生は、部屋の設置や一年生を迎えに行きました。他の学年は、指定された席に座って待っていました。 食べ始めると,六年生が話題を考え楽しませてくれました。 給食の後は、各班で楽しい遊びの時間となりました。 10月11日(火)の給食皆さんがふつう「みかん」と呼んでいる果物の、正式な名前は「うんしゅうミカン」といいます。日本の代表的なくだもので、手で簡単に剝いて食べることができるため、日本で多く食べられる果物の順位がバナナの次いで第二位と とても多く食べられています。主な品種だけでも20種類以上あり、産地は和歌山、愛媛、静岡と太平洋や瀬戸内海などの海に面した温かい地域で多く作られています。栄養もビタミンAやビタミンCなどがたくさん入っているので風邪の予防に効果があるので、風邪の流行るこれからの季節に食べる果物として とても良い食べ物です。今日の給食の果物は「うんしゅうみかん」です。 10月7日(金)の給食じゃがいもの旬は年に2回あります。これはじゃが芋の産地よって違い5月から6月の夏の初めに収穫される九州長崎産と9月から11月の秋に収穫される北海道産の2回です。じゃがいもは南米アンデス地方で生まれた食べ物で、日本には今から500年ほど前にオランダ人が当時のジャガタラと言って現在のインドネシア・ジャカルタから伝えました。ジャガタラから来た芋なので「ジャガタラいも」と呼ばれていましたがそのうちに「じゃがいも」になったそうです。じゃがいもの栄養はビタミンB1やビタミンC、食物繊維がたっぷり入っているので毎日でも食べたい食べ物です。今日は旬のじゃがいもを使って「じゃが芋のそぼろ煮」を作りました。 10月6日(木)の給食「ピビンパ」とは、韓国の代表的な家庭料理の「混ぜごはん」です。韓国語で「ピビン」は「混ぜる」、「パ」は「ごはん」のことを意味しているので、混ごはんが「ピビンパ」となります。日本では「ビビンバ」といわれることが多いのですが 「ピビンパ」のほうが、より韓国の言葉に近い発音だそうです。「ピビンパ」は日本の混ぜご飯と違い、白いごはんの上に肉・たまご・ナムルなどを乗せ、好みでコチュジャンという辛子味噌を加えて自分で混ぜて食べます。韓国では混ぜれば混ぜるほどおいしくなるといい、韓国の人は一生懸命混ぜて食べるそうです。今日の給食は「ピビンパ」を作りました。 10月5日(水)の給食梅干しは日本で食べられている伝統的な漬物です。梅干しの作り方は、黄色く熟した梅の実を塩で漬けた後、太陽の陽に当て干して作ります。梅干しというと酸っぱい食べ物の代表ですが、この酸っぱい成分は「クエン酸」といいます。このクエン酸の働きは、体の疲れをとってくれたり、酸っぱい味が刺激になり食欲がわいてきます。また、梅干しは殺菌効果といって、バイキンやウィルスを殺す働きもあるため、食べ物が悪くなるのを防ぐ効果がありその効果を利用してご飯が悪くなるのを防ぐため、お弁当の中に入れたりおむすびの具として使います。また、梅干しはお魚の生臭さを消したり骨を柔らかくする働きもあるのでお魚と一緒に煮るとおいしく作ることができます。今日の給食は、梅干しと旬のさんまを使って「さんまの梅煮」をつくりました 10月4日(火)の給食「ナン」はインドやそのまわりの国で食べられている「しゃもじの形」をした「パン」のことです。小麦粉にヨーグルトや牛乳、ヤギの乳から作った「ギー」というバターに少しの砂糖と水を加えよく練り、しゃもじの形に伸ばしてタンドールというインド独特の焼き釜に張り付けて焼くパンです。インドではナンにカレーを付けて食べることが多いので、日本でもカレーと一緒に組み合わせて食べるようになりました。日本にあるインド料理屋さんはもちろん、今では、ファミリーレストランや 学校給食でも食べられるようになりました。今日の給食は「縦割り班給食」1年生から6年生を縦に割って構成したグループで給食を食べました。みんな仲良く楽しそうでした。 10月3日(月)の給食10月が始まりました。季節も本格的な秋の訪れです。秋に旬を迎える食べ物はたくさんあり また、味覚の秋・食欲の秋など食べる物にまつわる秋の言葉もたくさんあります。秋に旬を迎える食べ物は、しめじ・しいたけ・まつたけ・なめこ・まいたけなどのキノコ類、さつまいも・さといも・じゃがいもなどの芋類、くり・かき・りんご・なし などのくだもの類、いわし・さんまなどの魚類、などなど、たくさんありすぎて紹介しきれないほどです。給食でも旬の食材をたくさん使っています。今日の給食は、旬の食べ物、甘―い「さつま芋」の入った「さつま汁」を作りました。栄養たっぷりの、おいしい旬の食べ物をたくさん食べましょう。 9月30日(金)の給食「さんま」は、秋になると旬を迎え北海道から東北の太平洋沖の海で、たくさん水揚げされます。さんまの名前を字で表すと、その姿が刀のように見えるところから漢字では「秋の、刀の、魚」と書いて「さんま」と読みます。「秋刀魚」が旬を迎える頃になると日本各地で「秋刀魚祭り」が開かれ、野外で秋刀魚を焼いて食べるというイベントなどでは、どの会場も多くの人でにぎわっています。「秋刀魚」は、それだけおいしくてみんなの好きな魚です。「秋刀魚」は、おいしいばかりではなく栄養もすぐれていて、頭がよくなる「DHA」や、血の流れをよくする「EPA」が多く含まれています。栄養たっぷりの、おいしい旬の魚「秋刀魚」をたくさん食べてください。今日の給食は旬の「秋刀魚」を使って「秋刀魚の蒲焼丼」を作りました。 9月29日(木)の給食トロッとおいしいホワイトソースにこんがり焼けたチーズのかかった「グラタン」は給食でもとても人気のあるメニューです。皆さんの大好きな「グラタン」はフランスの郷土料理で、グラタンという名前の由来は「料理の表面を焦がす」という調理法のことを フランス語で「グラティネ」といい、そこから「グラタン」という名前が生まれました。焦げ目をつける料理がグラタンという名前になるので、ひとくちに「グラタン」と言っても「おかず」から「デザート」までいろいろなグラタン料理があります。今日の給食は旬の食材きのこと鶏肉、野菜をホワイトソースで和え、チーズをのせて焼いた「きのこグラタン」を作りました。フランス語できのこグラタンは「グラタン・シャンピ二オン」フランス語でいうと、とてもおしゃれな料理の名前ですね。 9月28日(水)の給食ししゃもの語源は、北海道の原住民アイヌ族の言葉「アイヌ語」で「葉っぱ」のことを「ししゃも」というところから、名前になったと言われています。名前のとおり「ししゃも」は柳の葉っぱに似た形をしていて、体長10から12センチくらいの小さい魚です。「ししゃも」は世界中の海で、北海道の太平洋だけに生息している日本固有の魚です。また、本物の「ししゃも」は水揚げ量が少なく、お店で「子持ちシシャモ」の名前で売られているものは、「樺太ししゃも」という「ししゃも」の仲間ですが、「ししゃも」ではありません。「ししゃも」の栄養はビタミン・ミネラルが多く、EPA・DHAも多く含まれているため、食べると頭の働きがよくしたり生活習慣病の予防になります。また、アレルギーの症状を軽くする働きもあるので、花粉症の人に特におすすめの食べ物です。 |