自然のアルバム187 スギ☆上川の野山の落葉樹が色づき始め、目を楽しませてくれる今日この頃です。ところで、木には、一年中、緑色の葉をつけた常緑樹というものもあります。これらは、秋になっても色づきません。 ☆カシの木やツバキなどの他に常緑樹には、スギやヒノキ、モミなどの針葉樹(しんようじゅ)といったものもあります。針葉樹というのは、葉っぱが広くなくて、針(はり)のようにとがっているものです。 ☆この写真は、赤ちゃんのスギの木です。この後、しっかりと育つのでしょうか。学校のまわりには、たくさんのスギやヒノキなどが植えられていますが、管理があまりよくないようで、山があれています。 自然のアルバム186 ジュズダマ☆数珠(じゅず)というのは、たくさんのまるい木の玉を糸に通したもので、仏さまをおがむ時などに使うものです。本物はいろいろな木をまるくして作りますが、このジュズダマでも作ることができます。 ☆作り方は、一つずつ実に針であなをあけながら糸でつなげていきます。先生も子どものころ、このジュズダマで数珠づくりをしたことがあります。昔は、野山のいろいろな植物が遊び道具になったんですね。 ☆恩方のいろいろな所にあるようです。陣馬街道ぞいにも何箇所か見ることができます。なお、ジュズダマによくにたハトムギは栽培されています。 2年生 11月1日(金) 生活科見学いつもは、見ることのできないスーパーの裏側では、野菜を袋詰めしたり、値札をつけたり、大きな魚をさばいて小さな切り身にしたり、肉の塊をスライスして、パックに詰めたりしているところを見学させてもらいました。大きな冷蔵庫や冷凍庫にも入れてもらって、とても貴重な体験をすることができました。 「買い物探検」では、おうちの人に頼まれた品物を探して買い物ができました。レジでのお会計では、少し緊張気味にしていましたが、自分で買うことができてみんな誇らしげでした。半日でしたがとってもよくがんばりました。 5年生総合学習脱穀の最中です。脱穀していただき5kgのお米になりました。 自然のアルバム185 ヒメヒラタアブ☆名前にもあるように、体が細くて平たくなっています。アブの仲間は、みんな黄金色(こがねいろ)や青銅色(せいどうしょく)など美しいしまもようをしています。 ☆これは、ハチへの擬態(ぎたい)といわれています。アブの仲間には、毒針(どくばり)をもっていませんが、毒針をもつハチにすがたをにせることにより、敵(てき)から身を守っています。 ☆写真でも羽が2枚のようすがわかりますか。アブはどれも2枚の羽をもっていますが、ハチは4枚です。よくにているようですが、決定的なちがいは、この羽の数です。 自然のアルバム184 ムラサキシキブ☆ムラサキシキブの学名(世界共通)で、Callicarpa japonicaといいます。日本語になおすと、日本の美しい実という意味です。秋の日をうけて、ひときわその美しさが輝いていました。 ☆ムラサキシキブの花は梅雨の頃に見ることができます。実もきれいですが、花もなかなかすてきです。雑木林にふつうに見られる低木(ていぼく)です。 ☆紫式部(むらさきしきぶ)というのは、人の名前でもあります。平安時代の女流作家で、源氏物語などの物語を書いた人です。このムラサキシキブは、紫式部が生まれる前にはどんな名前だったのでしょうか。ご存知の方はお知らせください。 自然のアルバム183 センダングサ☆みんなはひっつき虫とよんでいることでしょう。植物なのにひっつき虫というのはおもしろいですね。植物は、自分では動くことができないので、それで、他のものにくっついて仲間をふやしていくのですね。 ☆この写真をよく見てください。先にとげとげがついているのがわかりますか。このとげとげで他のものにくっつくのでしょう。センダングサの他に、オナモミなどもひっつき虫です。葉っぱがセンダンの葉ににているので、この名前になったそうです。 ☆このセンダングサの仲間は、いろいろありまして、コセンダングサ、アメリカセンダングサ、シロバナセンダングサなど、たくさんの種類があります。どれもひっつき虫になります。 自然のアルバム182 チャノキ☆お茶は、もともと中国から薬のためにお坊さんによって伝えられたものといわれています。ふつう、五枚の白い花びらで、たくさんのおしべからなっています。ちょうと、今を盛りに咲き始めました。 ☆世界にはいろいろなお茶があります。日本人がよく飲む緑茶。中国のウーロン茶。スリランカやインドの紅茶などありますが、すべて同じチャの木の葉っぱから作られます。 ☆同じ葉っぱなのにどうしてちがうお茶になるのかというと、発酵度(はっこうど)というものがちがうからです(完全発酵−紅茶、半完全発酵−ウーロン茶、発酵無−緑茶)かんたんに言うと、作り方がちがうのです |