学校日記

4年生 音楽 思いやりを感じる瞬間

公開日
2013/09/06
更新日
2013/09/06

学校行事など

 2学期最初の音楽の授業です。子どもたちは、音楽室前に整列し、席替えの説明を聴いています。「教室に入ったらカードを引いて、番号の席に座ります。」その間、2分もかからない時間で、整然と着席することができました。
 担任も授業の様子を見守っています。担任との連携は、とても大事なことです。その場の様子、雰囲気を共有し、子どもたちの指導に反映することができます。

 授業が始まります。まずは、発声の練習です。「元気な声でー、おーはーよー♪」校歌のメロディーを編曲し、創意工夫のある学習材ができました。
 「それじゃ今度はみつい台に届く声で」、「次は八王子駅」「高尾山まで」と楽しそうに、段々声が大きくなります。「最後は富士山まで届く声で」子どもたちの笑い声とともに、生き生きとした歌声が響きます。
 楽しみながらモチベーションを高め、同時に規律を保つことができていました。

 次は「コンガに合わせて、リズムをよく聴き、歩きます。」リズムの変化に合わせながら、動きを変化させ表現していることが、よく伝わってきました。

 その中で一人の男の子が床に寝そべっていました。どうするかなと思い見守っていると、一人の女の子が声を掛けました。男の子が立ち上がり、再びリズム遊びに参加します。何もなかったように、女の子はリズム遊びを笑顔で続けています。
 
 「いい音 いい耳 いい心」を感じる瞬間でした。