5年生 図画工作 作品づくりを楽しむために
- 公開日
- 2013/09/04
- 更新日
- 2013/09/04
学校行事など
図工室には、5つの約束があります。学期はじめは、「図工室の約束」を再確認します。専科の教員は、限られた時間の中で、効果のある授業を進めるために、子どもたちが主体的に約束を守ることを大切にしています。
授業参観の際に、教師から話し声がするグループに対して「さっきから話をしている人、うるさいんだけど…」と注意がありました。
子どもたちは、すぐに気付き、話を聴いていましたが、別の言い方はできなかったのか、放課後に話し合うことができました。
そのグループは授業の最初から、複数回、おしゃべりを注意されていたようです。
そこで、なぜ子どもたちに話を聴いてほしいのかを問うと、「説明の時間を短くして、作品作りに集中してほしいから。」と即答しました。この内容を子どもたちに話していなかったのです。
今回の実践は、指導者としての思い、価値観を子どもたちに向き合い、伝えることも一つの方法として考えられます。繰返しの注意が、かえって悪い習慣を助長している場合があるからです。
学習材は、素焼きの置物をつくる粘土です。土の味わいを楽しみながら、どんな動物の置物が焼きあがるか楽しみにしています。