自然のアルバム252 サルトリイバラの実
- 公開日
- 2010/12/07
- 更新日
- 2010/12/07
恩方の自然
《またまたまたまた赤い実》
☆つるになる木で、茎にまばらにトゲがあります。このトゲがあるおかげで、他のまわりの木にからみついて大きく生長することができます。よくにた植物でシオデというものがありますが、実が赤くなくて黒くなります。
☆サルトリイバラという名前は、サルもからまってしまうようなトゲがあるからです。昔は、サルトリイバラの丸い葉っぱを使っておもちやお菓子をつつんだそうです。
☆サルトリイバラは単子葉類のユリの仲間なので、葉っぱの脈が平行脈になるはずですが、なぜか双子葉類のように網目状の脈になっています。最近では、ユリ科ではなく、サルトリイバラ科という分類群も新しく提唱されています。