自然のアルバム237 不思議なウメ
- 公開日
- 2010/11/29
- 更新日
- 2010/11/29
恩方の自然
《このあなはなんだろう》
☆あるウメ林を歩いていて見つけました。あなのあいたウメがひとかたまりになって集められていました。近くにはあなのあいていないウメもころがっていました。だれのしわざなのでしょう。
☆一番左にあるものがあなのあいていないものです。ウメぼしを食べて、ポイと捨てる部分は、実の一番内側の内果皮(ないかひ)というものです。この実の中に本当の種子があります。
☆この本当の種子を食べたあとのようです。犯人(はんにん)はネズミやリスなどの仲間でしょう。上下に2本ずつある前歯がとてもするどいので、ウメの内果皮もガリガリとけずれるのでしょう。