自然のアルバム372 カタクリ

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《貴重な草花を大切に》

☆とてもきれいな花ですね。カタクリといいます。八王子のどこにでも自然に生えているというわけではありません。上恩方町のあるところに200〜300株くらいあります。

☆このようなめずらしい植物が見られるのも上恩方のよいところですね。この自然はとても貴重で、すばらしいものです。いつまでもカタクリの咲く野山を大切にしましょう。

☆この写真をとった時は、日差しがとても強く、花びらも良く開いていました。では、雨がふったりするとどうなるでしょうか。開いたままでしょうか。閉じてしまうのでしょうか。

自然のアルバム373 カタクリ

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《恩方の貴重な草花を大切に》

☆とてもきれいな花ですね。カタクリといいます。八王子のどこにでも自然に生えているというわけではありません。上恩方町のあるところに200〜300株くらいあります。

☆このようなめずらしい植物が見られるのも上恩方のよいところですね。上恩方の自然はとても貴重で、すばらしいものです。いつまでもカタクリの咲く野山を大切にしましょう。

☆この写真をとった時は、日差しがとても強く、花びらも良く開いていました。では、雨がふったりするとどうなるでしょうか。開いたままでしょうか。閉じてしまうのでしょうか。

自然のアルバム372 コオニタビラコ

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《春の七草の一つ》

☆漢字で小鬼田平子と書きます。タビラコは、水田やあぜ道などに見られるものですが、このごろは、とても数が少なくなりました。いまではとても貴重な植物となりました。

☆ややこしい話ですが、春の七草に登場するホトケノザとは、このコオニタビラコのことです。やわらかそうな葉っぱは、むかしの人が野菜として食べたのでしょう。

☆花びらは、タンポポを小さくしたようでもあり、また、ニガナにもよくにています。あざやかな黄色の花に春の明るさを感じました。写真でもわかるように葉っぱが田んぼで平らになります。

自然のアルバム371 アマナ

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《あまい草》

☆アマナには鱗茎(りんけいー根ではなく茎)というチューリップのような球根があり、それがとてもあまいので、アマナという名前になりました。上恩方にはまだまだあちこちに見られます。

☆花びらは6枚でもちろんユリ科。アマナ属という仲間でチューリップ属とも近い関係にあります。日あたりのよい草地や林のふち、田んぼのあぜなどに見られます。黄色のキバナアマナもあります。

☆この写真はアップで正面からとったものですが、花びらをうらから見ると、むらさき色のすじもとてもきれいです。葉っぱは、少し白っぽく、まん中にも白いすじが見えます。

自然のアルバム370 コブシ

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《名前は手のこぶしから》

☆コブシというのは、手のこぶしのことです。手でグーを作るとこぶしがふくらみますが、この形がコブシの実のあつまりににているので、この名前になったといわれています。学名ではマグノリアコブススといいます。

☆モクレンとはとてもよくにています。モクレンは庭の木ですが、コブシはふつう山にもあります。コブシのほうが大きくなり、高さが10メートルをこすものもあります。

☆いよいよ春本番になります。明るい光につつまれて新年度が始まります。またおおいそがしの日々になりますが、自然のいろいろなサインを見逃さないでいきたいと思います。

自然のアルバム369 キブシ

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《春の木の花の色は何色が多いかな》

☆クリーム色の花がいくつもつらなってさいています。まるでシャンデリアのように上からぶらさがっています。葉っぱがでる前に花をさかせていますね。夕焼けこやけのふれあいの里近くに咲いています。

☆植物が花をさかせるのは、虫たちにきてもらい、受粉してもらうためです。そのために花がめだたなくてはなりません。春のはじめは、まだ木々が枯れ葉色をしているために、黄色の花が多くなります。。

☆春から夏にかけては、葉っぱの緑色がこくなります。そこで、目立つ色は何色でしょうか。あと2ヶ月もするとわかると思いますが予想してみてください。白・赤・青・緑どれか。

自然のアルバム368 ハナニラ

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《ユリ科は3数性の花》

☆花をよく見ると、前に3枚の花びらと後ろに3枚の花びらがあります。このようにユリ科の植物はどれも3を基本(きほん)としています。6枚のように見えたら、ユリ科と思ってもよいでしょう。

☆ハナニラは野生の植物ではなく、園芸(えんげい)植物として植えられています。野生のアマナという植物ににているので、セイヨウアマナともよばれます。アマナについては、近日中にお知らせします。

☆葉っぱや茎にネギのようなにおいがするので、ハナニラという名前がつきました。毒ではありませんが、あまりおいしくないそうです。ニラの花はもっと小さく夏にさきます。

自然のアルバム367 ヒナスミレ

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《スプリング・エフェメナル》

☆木の芽(め)がひらく前の落葉樹の林に、明るい光がさしこんでいます。そんな中、春の光を受けて、短い期間に花を咲かせ、葉をしげらせ、実をむすんでしまう植物たちがいます。

☆これらの植物は「スプリング・エフェメラル」とよばれます。日本語では「春のはかない命」となるようですが、弱々しさよりも、自然の中でけなげに生きつづける強い姿が感じられます。

☆このヒナスミレは上恩方の山々に見られます。うすいピンク色の花が何ともいえない美しさ、かわいらしさを感じます。今日、卒業していった10名の卒業生にこの花を贈りたいと思います。ご卒業おめでとう。

自然のアルバム366 ハナダイコン

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《少しずつ咲き始めました》

☆この写真は、体育館へ行く渡り廊下の階段の左側のものではありませんが、あちこちに見られるようになりました。ダイコンは、花の色が白ですが、ハナダイコンはこういう色の花です。。

☆この花には、いろいろな別名がついています。ショカッサイ、ムラサキハナナ、オオアラセイトウともよばれています。アラセイトウとは、ストックのことです。この植物は、観葉植物でしたが、いつのまにか野生化してあちこちで見られるようになりました。

☆ハナダイコンはアブラナ科。この仲間は4枚の花びらをもち、野菜などでもおなじみです。カブ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどなど。

自然のアルバム365 ノジスミレ

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《スミレににています》

☆「スミレ」という名前のスミレによくにているスミレです。スミレもこのノジスミレもともに山の中というのではなく、人のおうちの近くにふつうによく見られるスミレです。

☆花の色はスミレと同じくこいむらさき色をしています。花びらのふちが少し波(なみ)うつように見えますが、これもこのノジスミレのとくちょうであるそうです。さあ、今年はどれだけのスミレをしょうかいできるでしょうか。

☆葉っぱもスミレとは少しちがうようです。スミレは葉っぱに翼(よく)といって、つばさのようなものが見えますが、ノジスミレには、ほとんどこの翼というものがありません。

自然のアルバム364 コスミレ

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《スミレいろいろ》

☆サクラのつぼみもふくらみ野山の植物たちも春の光にさそわれ、そのかわいらしい花をさかせる季節となりました。昨日からの雨で木の芽もだいぶふくらんで来たようです。さあ、いよいよ待望の春です。

☆このコスミレは、山ではなく、人の住むような場所でよく見かけるものです。コスミレという名前がついているのは、草の高さが低いことから名づけられたようです。花が小型というわけではありません。

☆昨年の4月に紹介したスミレはタチツボスミレでした。それから、早いもので一年が過ぎました。ここ数日はスミレ特集で紹介していきたいと思います。

自然のアルバム363 ヤブカンゾウ

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《春のレシピ》

☆北風吹く褐色の大地でも、自然の営みは正直で、いつしかヤブカンゾウの芽がこんなにも出てきて、驚きであり、喜びでもありました。春は確実に近づいているようです。

☆このヤブカンゾウは、夏にオレンジ色のユリのような花を咲かせます。いまやっと小さな芽をのぞかせています。時折吹く北風に「おお寒寒」とふるえていることもあるようです。

☆このヤブカンゾウは、酢味噌あえにするととても美味です。かるくゆでてからお酢と砂糖、味噌を合わせてからめます。なかなかですよ。ぜひ一度チャレンジしてみてください。


自然のアルバム362 草の芽

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《草の芽のびて》

☆サクラのつぼみもふくらみはじめ、川辺に目をやると、いろいろな草が芽をだし伸ばし始めてきました。やや緑色の濃いものとうすいものが見られます。。

☆色の濃いのは、どうやらキツネノカミソリのようです。ヒガンバナにくらべ、やや緑が白っぽく見えます。また、うすい緑のものは、どうやらノビルのようです。

☆草にのびゆく春のいきおいが感じられます。これから日一日と変化していく様子をしっかりと見るのも楽しいですよ。また、副校長先生のおうちの近くの川面には、カルガモがスイスイと泳いでいました。


自然のアルバム361 フサザクラ

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《サクラとは別の仲間》

☆さくらという名前がつきますが、校庭に植えられているソメイヨシノや恩方の山にさくヤマザクラとは別の仲間です。フサザクラ科というもので、沢すじに多く見られる木です。

☆写真の赤く見えるのは、おしべで、めいべはかくれて見えません。この花には、がくも花びらもありません。カツラやヤマグルマなどと同じく、とても原始的な植物といわれています。

☆春の気配が満ちる前の林道などを歩くと、赤いおしべをつけた花がたれさがり、その静かな美しさにハッとさせられます。実は秋になり、翼(つばさ)があり、風で飛ばされます。

自然のアルバム360 ウグイスカグラ

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《ピンクの小さな花》

☆雑木林の木々も少しずつ芽吹きの用意をしているようです。そんなワクワクするような林を歩いていると、ふと背丈(せたけ)ほどの木にピンクのかわいい花がさいていました。

☆ウグイスカグラの名前は、植物学者の牧野富太郎博士もはっきりとはわからないと言っています。また、ある学者は、ウグイスがなくころに、この木にかくれるので、ウグイスガクレがなまったともいっています。

☆これからの季節、いろいろな野の草がさきだし、花をもとめて昆虫がとびかい、野鳥のさえずりもたくさん聞かれることでしょう。日一日とその変化の様子を楽しみましょう。

自然のアルバム359 ダンコウバイ

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《黄色の花が目立ちます》

☆今、山に入ると、ダンコウバイの黄色の花がお迎えをしてます。山はほとんどがセピア色の世界なのに黄色の花がすてきな点景(てんけい)を見せてくれています。

☆この写真はアップですが、一本のダンコウバイの木にたくさんのあざやかな黄色の花がついていました。近くにはキブシの花も見られ、そこだけが春のにぎやかさを見せていました。

☆ダンコウバイというのは、クスノキ科の植物で、葉っぱなどはとてもよいにおいがします。他にアブラチャンやクロモジなどの木も同じような花をさかせます。

自然のアルバム358 アオイスミレ

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《春一番のスミレ》

☆スミレは春の代表選手ですが、このアオイスミレは春の先駆け(さきがけ)としてもっとも早く花をさかせます。フタバオオイという葉っぱににているそうですが、あまり見かけません。

☆スミレは恩方にも何種類もありますが、若い葉が丸くまいていたりするのがとくちょうです。また、距(きょ)とよばれる花の後ろの部分がとても太くてずんぐりとしています。

☆丸くて毛ぶかい葉や、花のあとの実がボール型で、たくさんの毛におおわれているのもよいとくちょう。芽吹き(めぶき)前の木々の根もとなどにひっそりとさいています。ぜひさがしてあげて下さい。

自然のアルバム357 ハナネコノメ

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《赤いおしべが目立ちます》

☆先日、今熊山というおうちの近くの山に行ってきました。そこは、ほとんど人が行かない所で、夏にはイワタバコという花が群生(ぐんせい)する場所です。この花は、大きさが5ミリほどでとっても小さな花です。

☆沢すじには、たくさんのハナネコノメという植物が見られました。赤いおしべがハッとするほどきれいな花です。たくさんの写真をとっては楽しんできました。場所はひが三つです(ヒミツ)。

☆ハナネコノメというのは、岩場のきれいな水が流れるような所にしか見られません。高尾山から陣馬山などではあちこちで見ましたが、今熊山では初めてだったので感動しました。ユキノシタ科の植物で他にもいろいろあります。恩方の沢にいけば、岩場などにあると思います。探してみてください。

自然のアルバム356 木の太さいろいろ

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《太いのも細いのも》

☆上恩方には、ごらんのような人工林といって、スギやヒノキを植えてある場所がたくさんあります。写真はどうやらヒノキ林のようです。

☆ここで気がついてほしいのですが、木の太さを見比べてみてください。太いのもあれば、細いのもあります。どうしてでしょうか。植えた年がちがうのでしょうか。

☆答えは、みんな同じ年に植林したものです。では、どうしてこのようなちがいがでたのかというと、それは、植物同士、木同士の競争があったからで、太いのは、勝った木で、太陽を独占してきているからでしょう。


自然のアルバム355 トビケラ

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《水の中のミノムシ?》

☆ある小さな沢(さわ)をのぞいていたら、ごそごそ動くものがありました。何だろうと調べてみると、トビケラという水性(すいせい)昆虫でした。水の中にもミノムシがいるぞとおどろいてしまいました。

☆このトビケラの幼虫は、水の中のかれ木やかれ草を使って自分の巣(す)にしています。口からじょうぶな糸を出してくっつけるようです。ミノムシと同じような生活をしていることがわかりました。

☆魚釣りをする人は、「カワムシ」といって、いろいろな水生昆虫をえさにするようです。また、長野県では、きれいな川にすんでいる水性昆虫をザザムシとよんで食べたりするそうです。
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