9月24日(木)【第1回/全7回】子どもの自立した未来から「学びの場」を考える
- 公開日
- 2026/09/24
- 更新日
- 2026/09/18
学校長より
★本日より、全7回に分けて、「子どもの社会参加の姿に応じて小学校期に身に付ける力や大人の支援が異なってくること」について、インクルーシブ教育・特別支援教育の視点も深めながら、校長の考えをお伝えしてまいります。(「7回」とは、7登校日連続ということではありません。)
子どもが学校生活の中で困り感を抱えたとき、私たち大人は「今、この子が困らないようにするにはどうしたらよいか」と考えます。
安心して学び、生活できる環境を整えることは大切です。しかし、学校教育で考えたいのは「今」だけではありません。
この子が少し先にどこで学び、将来どのように社会の中で生きていくのか。
その姿から逆算すると、今どのような環境で、どのような力を育てることが必要なのかが見えてきます。
山田小学校では、それぞれの学びの場や支援の役割を、次のように捉えています。
通常の学級
発達段階に応じた負荷を経験しながら、困難に対応する「たくましさ」を育てる。
特別支援教室(うぐいす教室)
通常の学級で感じている困り感への対処方法を学び、通常の学級で実践する。
特別支援学級・特別支援学校
個に応じた負荷となるよう環境を整え、成功体験を積み重ねながら、自己肯定感やその子のよさを育てる。
他校への転校
現在の環境を変え、新しい場所で再スタートする。
近隣校への転校では、主として人間関係や生活環境をリセットすることに意味があります。
高尾山学園への転校・進学では、それに加えて、必要なところまで立ち戻って**「学び直す」**という意味があります。
校内別室
子どもの困り感を見立てながら、次の学びの場へつなぐための準備をする。
どこが「上」で、どこが「下」というものではありません。
その子の困り感や近未来・将来像によって、今必要な教育環境や支援は違う。
これが、山田小学校が子どもの支援を考えるときの基本的な考え方です。
第2回から、それぞれについて詳しくお伝えします。