学校日記

1年生 学級集会 みんなが楽しく はなまる

公開日
2013/11/08
更新日
2013/11/08

学校行事など

 1年生が、校内研究「集団づくり」で演習と講義を受けた内容を実践しました。

 まず、ゲームを楽しむ前に「あんぜん、あんしん」「ルールをまもる」「いっしょうけんめい」の3つの約束を説明します。この確認が、ゲーム中の行動を振り返る原点になります。

 また、担任の等身大の模造紙に、言われて嬉しい言葉、嫌な言葉が具体的に書かれています。嬉しい言葉は体の内側に、嫌な言葉は足元にかかれています。
 「嬉しい言葉掛けがたくさんに」なるよう話し、いよいよゲームの始まりです。とても立派な姿勢で話しが聞けました。

 まず、出席番号順に並び替えをします。一人ひとりが自分の場所へ動きますが、相手の順番までは分かりません。前後の人とコミュニケーションをとり確認し、円形に並び替えます。

 このとき「(命令口調の)強い言葉や呼び捨てが聞こえますよ」と担任が声を掛けます。つい「強い言葉を使った子も、振り返りがじっくりできます。」この振り返りが、集団づくりにとって、とても大事な要素となるのです。

 子どもたちは、楽しいゲームを一生懸命に進めることで「つい出てしまうきつい言葉」を共通認識します。まだ、身に付いていない子にとっても、既に気付いてできている子も同時に「自分ごと」として、行動を振り返り、考えることができます。意図的に積み重ねることで、心の物差しができ、どのように行動することがふさわしいのか、主体的に選択するのです。

 次のゲームでは、言葉を使わず身振り手振りだけで、1月1日から12月31日までの並び替えです。指で月を教えあいながら、しっかりとルールを守っています。1年生には、ちょっと難しいかなと思いましたが、子どもたちの力はすごいですね、心配は必要ありません。

 この他にも3種類ほどのゲームを行いました。子どもたちにとっては、45分があっという間に過ぎたようです。
 来年度の研究に発展する、たくさんの芽を見つけることができました。