学校日記

2年生 算数少人数 授業参観から学ぶ

公開日
2013/09/03
更新日
2013/09/03

学校行事など

 2学期の授業が始まり、教室での学びが深められます。算数少人数指導を進めている教室を参観した際のひとコマです。「ひょうとグラフ」の学習を進めています。

 突然、何か疑問を感じたのか、黒板に貼り付けた画用紙の様子を見て、一人の女の子が挙手しました。教師が気付き、「何か大事なことあるようだから、みんなで聴きましょう。」と促します。どうも、画用紙の貼り方気になる様子です。

 担当の教師から「今の説明の意味が分かる人いますか。」と静に問いかけがありました。2〜3人が挙手しています。

 再度、女の子は「とっても良い意見だから、もう一度、みんなが理解するために発表してくれるかな」と促されます。
 説明が終わり、今度は複数の挙手があります。

 この場面で、ポイントは「画用紙と画用紙のすき間」これを共通理解するために、教科書の借り物ではない、子どもたち自身の言葉で発表が続きます。
 そして、教師が意見を丁寧に整理しながら、黒板の画用紙を調整しました。

 子どもたちが、疑問に思ったことや感じたことを発表することは、とても大事なことです。発表を活発にするためには、意見を受け止め生かす教師の創意工夫、判断等、そして一人ひとりの意見が大事にされる集団づくりの重要性を再認識しました。

 授業観察は、教師にとって重要な気付きの機会です。2学期は、「授業オープン参観」が清水小の文化として根付くよう一歩を踏み出します。