2年1組道徳の授業風景です。
- 公開日
- 2009/12/09
- 更新日
- 2009/12/09
副校長より
今日の道徳は、学期に1回の全校道徳でした。授業では、「盲目のテノール歌手 新垣 勉さん」を紹介した視聴覚教材を活用しました。新垣さんは、米兵を父にもち、助産婦さんの医療ミスで、生まれて間もなく失明してしまいます。父親は、アメリカへ帰国して行方不明となり、母親も再婚して家を出てしまいます。その後、祖母に育てられることになりますが、両親に見捨てられたことを知り深く傷つきます。また、障害があることで「いじめ」を受けるようになります。新垣さんは、やがて父親や母親、助産婦さんを「殺したい」と憎むようになります。しかし、教会の牧師さんや盲学校での教師と出会い、テノール歌手として生きていくことに喜びを見いだすようになります。新垣さんは、「ナンバーワンではなく、オンリーワンの人生を送ろう」というメッセージを送ってくれました。そのメッセージに対して、2年1組の生徒たちは真剣に受け取り、自分の生き方を見つめ直すきっかけになったようでした。