学校長挨拶

学校長挨拶

丹精に育てられた花壇

 陵南中学校、令和7 年度の教育活動がいよいよスタートしました。

 今年度よりこの陵南中学校に赴任いたしました、校⾧の天野 拓二と申します。初めてこの陵南中学校の門をくぐり、感じた高揚感を忘れず、明るく活気のある、生徒、職員の笑顔あふれる学校をつくっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 今年度は66名の1年生を迎え、全校生徒205名(通常学級 1年2クラス、2年2クラス、3年2クラス、特別支援学級5クラス)での出発となりました。さて、本校は昨年度創立40周年を迎えました。校⾧室にある第一期生からのアルバムを開いてみました。当時の写真を見ると、昭和の時代の懐かしさを思うだけでなく、40年という陵南中学校の歴史の重みを感じました。40年前と今では当然、学校を取り巻く環境、社会全体の流れが大きく異なります。この2年間の異常な気温上昇による夏の猛暑をはじめ、地球規模での環境の変化もまたその一つです。このような予測不可能な時代を乗り越えていくためには、困難に立ち向かっていけるたくましさや人間としての優しさ、自分の意見をもち、堂々と社会で活躍できる力を身につけることが大切です。

 本校の教育目標は「自ら学び工夫し 思いやりの心を持ち 体を鍛える生徒」です。この学校目標を達成するために3つのキーワードを挙げています。対話 尊重 創造 です。生徒も職員もこの3つのキーワードを常に考え、意識しながら学校生活を送ってもらいたいと思います。3年間の学びの中で、他者との対話を通して学んだことを積極的に実生活に生かせる力、自他の命を尊重し、他者の立場になって、何事も自分事として考え、行動できる力、確かな学力を基盤とし、新たな価値を創造する力、 このような力を生徒が身に付け、将来、社会の一員として活躍、貢献し、未来を創り出せる人になることを目指しています。生徒一人一人がもつ力、可能性を伸ばしていく教育活動を全職員が一丸となり、熱意をもって進めていきます。未来を担う生徒を育てていくためには、学校と保護者、地域が一つとなって協働していくことが何よりも大切です。生徒全員が明るく、楽しい学校生活を全うできるように、我々とともに手を携え、歩んでいただければと思います。本校の教育活動へのご理解とご協力をぜひともよろしくお願いします。