3年生救急救命訓練の風景です。 2
- 公開日
- 2010/03/11
- 更新日
- 2010/03/11
副校長より
続いて、AEDを使って心肺蘇生の学習を行いました。
心臓麻痺では、多くの場合、不整脈が起こっています。不整脈が起こると、心臓がぶるぶる小刻みに震え、心臓から血液が全身に送られなくなります。この状態が長く続くと、命を落としてしまいます。
救命が、1分遅れるごとに10%ずつ救命率が落ちていくといわれています。つまり、心臓麻痺で倒れたら、救急車を呼んで病院に運んでも、救命率はかなり低くなるのです。ところが、AEDを使えば、救命率がかなり高くなります。AEDは、使い方も簡単で、倒れた人の胸にパッチを貼り、心臓の状態を診断し、必要があれば電気ショックを行うように音声で伝えてくれます。
今日の学習は、とても貴重な体験になりました。