【夏休み中注意喚起】マスコミで話題のセクストーションが急増中!
- 公開日
- 2025/08/03
- 更新日
- 2025/08/02
市役所・行政・生活指導・防犯だより
最近、マスコミで数多く登場する言葉に「セクストーション」という言葉があります。
SNSで知り合った相手に性的な画像や動画を送らせ、拡散すると脅して金品を要求することを「セクストーション」というそうです。
この被害が中高生の間に広がっています。そして驚くことに被害が急増しているのが男子生徒で、ある支援団体に寄せられる相談の約7割を占めているそうです。
典型的なパターンは、語学学習などで利用している言語交換アプリなどで出会った外国人の異性と知り合い、会話の中で異性から体つきをほめられたりしていくうちに、言葉巧みに裸を見せ合おうと提案されるそうです。その後、自身の性器や裸を見せたところ、相手が豹変し通話は切られ、メッセージが送られてきて「おまえのSNSフォロワーに画像をばらまかれたくなければ、電子マネーで5万円を振り込め」などと要求されたりするそうです。
特に男子生徒は性被害に遭わないという先入観が背景にあり、善悪の判断がつきにくい中高生がターゲットになっています。
SNSは便利な反面、何気ないトークを重ねていくうちに仲良くなったと錯覚していきます。相手を信用させ、信頼感を抱かせた上で、性的画像の交換に話が進み、場合によっては相手から画像を送ってきます。
そもそも、裸の画像を同意があったとしても相手に求めたり送ったり、撮影すること自体が中高生は違法です。送ったりもらったりしても罪に問われるケースがあります。加害者はこうした罪悪感を利用して、誰にも相談しないようにさせて追い込んでいきます。
しかし、もし被害に遭ったら、すぐに相手をブロックして連絡を断つことが大切です。そして、きちんと状況を周囲の大人に相談し助けを求めることが大切です。もしこうした犯罪に巻き込まれた場合は近くの交番、110番、警察署に相談しましょう。