自然のアルバム292 トックリバチ
- 公開日
- 2011/01/03
- 更新日
- 2011/01/03
恩方の自然
《徳利(とっくり)のかたちのハチの巣》
☆徳利とは酒などを入れる口の細い容器のこと。このかたちににた巣をどろをかためてつくります。ミツバチやアシナガバチのように集団で巣を作らず、一匹ずつのハチの巣です。
☆巣ができると卵を1個うみます。それから幼虫のえさになるようにアオムシなどをたくさんつめ、ふたをします。母バチが世話をすることはありません。巣の材料は主にかわいた土です。
☆かわいた土をおなかにためた水をかけ湿らせやわらかくします。足とあごを使いねって土の玉にします。それから土玉を巣作りの場所に運び積み上げてつくります。土だけでなく口からだすねばっこい液(えき)を土にまぜてがんじょうな巣にします。ハチの世界に今はまっています。いろいろなハチがいろいろな生態を見てくれます。