自然のアルバム129 ヌスビトハギ
- 公開日
- 2010/09/02
- 更新日
- 2010/09/02
恩方の自然
《ぬすびととは盗人(ぬすっと)のこと》
☆盗人とは、どろぼうのことです。この花の後の実の形がどろぼうの足あとににているので、この名前がつきました。虫メガネで見ると、カギのようなはりがあり、これがひっつき虫になります。このヌスビトハギは、恩方のあちこちで見られます。
☆植物は、動物のように自分で動けません。そこで、種子を運ぶために他のものにくっついてちがう場所に移動します。オナモミやセンダングサなどの植物で、これらをひっつき虫と子どもたちはよんでいます。
☆他にタンポポのように風によって運ばれるものや、ドングリのようにころころころがるもの、また、実をはじかせて種を飛ばすものまであります。動くことができない植物でもいろいろと工夫しているようです。
☆昨日ある方から、ヘクソカズラの記事が二重であるとのお電話をいただき、訂正しておきました。ご指摘、誠にありがとうございます。「自然のアルバム」を見ていただき本当にありがとうございます。今後も頑張って情報発信していきます。