「いのちをいただく」こと
- 公開日
- 2018/03/05
- 更新日
- 2018/03/05
校長より
3年生が道徳の時間、「いのちをいただく」という絵本をもとに話し合っています。
食肉センターで働く坂本義喜さんの実話に基づいた話です。
人間が生きるために家畜を殺すことは是か非か—という根源的な問いについて考えなければなりません。
実際に、お肉を食べるためには、食肉センターで働く方々はどうしても必要です。
坂本さんは、講演などで「センターに来る牛も馬も、牧場では決して見せないおびえた顔をする。動物だって死にたくない。」と話されているそうです。
3年生なりに、命の尊さを考え、毎日の食事に感謝の気持ちをもってほしいと思います。
・・・本当に、3年生は感謝の気持ちがあるのか、今日の給食の時間、校長が抜き打ち検査です。
今日の献立は、「ごはん ぎせい豆腐 野菜の彩和え 豚汁 オレンジ 牛乳」です。
たくさんの「いのち」が使われています。
まさか、残す子はいない・・・はずでしたが。。。
いました!
校長から「まさか、『いのち』を残すはずないよねぇ。」と言われ、ばつの悪い表情をしている子が数人います。
ご家庭でも、ぜひ、「『いのちをいただく』の絵本、どうだった?」と聞いていただき、無駄に食べ残しをすることがないよう、子供たちにもお話ししていただきたいと思います。【校長】