学校日記

1月23日(火)郷土料理:北海道白糠町

公開日
2018/01/25
更新日
2018/01/25

給食室から

 【献立】
 ●アマム
 ●チェプ・オハウ
 ●ジャガシト
 ●牛乳
 【主な食材の産地】
 ○こめ    大分
 ○じゃがいも 八王子
 ○しょうが  八王子
 ○にんじん  八王子
 ○だいこん  八王子
 ○ながねぎ  八王子
 ○はくさい  八王子
 ○生鮭    北海道

写真は『アマム』のアップです。きびがもっちり、赤米がプチプチ、白いんげん豆がアクセントになった美味しいごはんです。

食育メモより
和み献立〜郷土料理〜
北海道 白糠町
*北海道白糠町と八王子市のつながり*
 1800年に『八王子千人同心頭・原半左衛門』は、千人同心50人を連れて北海道白糠の地に移住し、開拓(人が住める土地にする)や道路づくりを進めました。
 このことが縁で、八王子市と白糠町の小学生は、お互いの市と町を毎年交互に訪問し、友情を深めています。また、アイヌ文化保存会とも交流し、アイヌ文化を学んでいます。
【アマム】
アイヌのことばで「アマム」は穀物や米のことです。アイヌの人々は、イナキビや豆、米などをお粥にして食べていました。
 給食では、白いんげん豆ときびを入れて、アイヌ風のごはんを作ります。
【チェプ・オハウ】
「チェプ・オハウ」の「チェプ」は鮭、「オハウ」は温かい汁のことです。
 寒い土地に住むアイヌの人々の体を温めてきた伝統的な料理です。
 味付けは薄い塩味で、北海道の郷土料理、石狩鍋や三平汁のルーツとも言われています。
【イモシト】
アイヌ料理の「イモ」はじゃがいもです。「シト」はアワやきび、米の粉に水分をいれてこね、茹でたものです。
 給食では、蒸して(茹でて)つぶしたじゃがいもに、かたくり粉を混ぜて成型して焼きます。
郷土料理を大切に、おいしく食べよう!