7.7 教職員による写真等の撮影について(教職員服務事故の絶対防止)
- 公開日
- 2025/07/07
- 更新日
- 2025/07/07
学校から
学校では、以下のような理由で児童の写真や動画を撮影することがあります。
○学習評価(スピーチ、話合いなど)
○授業改善(教師の授業全体の記録)
○アレルギー反応や怪我・あざの記録
○各種お便りや学校HPでの学校・宿泊・校外での様子の発信
学校では、いずれも必要なものだと考えています。
一方で、学校で盗撮をしたり、画像をSNSで共有したりして教員が逮捕、処分されるといった類の報道が見られる現状があります。保護者の方、子どもたちが疑心暗鬼になる、誰もが憤りを覚える不祥事です。
報道では、学校で購入したカメラで撮影した画像を個人媒体に移していたとのことです。学校のPCにはメール機能があるので、意図すればこれは可能ではあります。
つまり、「写真等を撮影するのを学校機器に限定すること」では、保護者や子どもたちの安心につながる方策にはなり得ないのが現状なのです。
そこで、上壱分方小学校では、保護者や子どもたちの安心のために、以下のような手立てを講じます。
○授業等の妨げにならない場面では、「○○のための写真(動画)を撮るよ」と子どもたちに目的・用途を宣言してから撮影する
○盗撮の不安軽減・解消のため、シャッター音、動画記録開始音を鳴らして撮影する
○被撮影者が希望する場合は、撮影した画像等を即座(授業中の記録はその後の休み時間等)に見せる
○宿泊学習時は、パジャマに更衣後は児童の写真、動画の撮影をしない(卒業アルバム写真も同様)
○小型カメラ等撮影機器が不自然に設置されたり置かれたりしている状況、また、盗撮が疑われる行動があったら、校長、副校長、第一発見者が速やかに警察に通報する(内部調査のみで是としない)
教職員や児童、保護者、地域の方による盗撮、SNSへの拡散などの不祥事は、ルールの設定だけで防げるものではありません。
教職員をはじめとした学校に携わるすべての人のモラル・マナーの向上が必要不可欠です。そのためにも、教職員の服務研修、児童へのモラル、マナー教育、保護者や地域の方への情報発信に努めてまいります。
*ご質問などございましたら、副校長までお問い合わせください。