2.5 中学校との合同、一体型の連携(小中一貫教育)
- 公開日
- 2025/02/05
- 更新日
- 2025/02/05
学校から
本日は、四谷中学校グループの本校と元八王子東小学校の5年生が四谷中学校に集まり、中学校教員による授業を合同で受けました。
今の大人が子どもの頃には、6年生になってから、小学校ごとに同様の活動を行っていたのではないでしょうか。
今回の取組で価値の高いことは、同じ中学校に進学する小学生同士が協働することと、中学校教員の授業を受けることで、5年生の時から中学校生活のイメージをつかみ、1年以上をかけて心の準備ができるところにあります。
中学生になると、「気の合う友達」よりも、「(部活動や問題行動などで)よくも悪くも目的を共有した仲間」とのつながりが強くなっていきます。だからこそ、小学校のうちに好きなことを見つけたり、自分で判断する力を身に付けたりすることが大切なのです。
また、中学校の学習の土台はすべて小学校のものです。だから、小学校での学び残しを少しでも減らしたいのです。
今日、中学校の校長先生は、「分からないことがあったら『分かりません』と伝えてください」と話していました。勉強も、生活も、困ったことがあった時に、困っていることを大人に伝えることが大切です。
今日の小中一貫教育の取組が、子どもたちには、残りの小学校の過ごし方をよりよくする機会に、そして、保護者や地域の方、教員にとっては小学校教育の意義や価値を見直す機会になることが大切です。
四谷中学校グループの小中一貫教育は、「体験、交流」的な活動から「合同、一体」的な活動へと深化、発展しているのです。