学校日記

2.6 問いをもつことから学びは始まる(日常の学習の様子)

公開日
2025/02/06
更新日
2025/02/06

学校から

天災、国際問題、エネルギー、科学技術の更なる発展、未知の感染症…
子どもたちが生きていくこれからの世の中を予測することはいよいよ不可能だと言われています。

そこで、「問いを自ら見つけ出し、調査・:比較検討:関連付け・協働を通して、解を出したり考察したりする」という「問題解決能力(学び方)」を身に付けることがとても大切です。

学校では、社会や算数などの各教科ごとに学習内容を限定することで、問いを導きやすく、また、解決への道筋を立てやすくして、学び方の基礎を身に付けます。
そして、「総合的な学習の時間」では、いよいよこの問題解決能力を高めることそのものが学習のねらいとなるのです。

写真は、1年生が屋上に水の入ったカップを並べている様子を写したものです。
プールサイドの日陰に一晩置いた水が思いのほか凍らなかったことを受け、「かぜがあたるところなら、もっとこおるとおもいます。」と考えた子がいたとのことで、追加の検証をしに行ったのです。
結果が楽しみですね。

問題解決能力は、事象に関心をもち、知識や経験を関連付けながら、内発的に問いをもつことから始まります。
ご家庭でも、「どうしてだと思う」「何と似ている」「どうしてそう思ったの」など、子どもが問いをもちたくなる言葉掛けをたくさんしてみてください。

★写真左 おまけ
一投稿に写真は3枚まで使えるので、バスケットボールの6年生の出張授業の様子を載せます。
子どもたちから「楽しかった」の声がたくさん聞かれたのはもはや当たり前かと思うのですが、時間をともにした教員からも、職員室の中で、「〇〇さんがあんなに生き生きしていて嬉しかった」「私自身が楽しかった」などと話していました。

出張授業が続きます。次は来週月曜日。5年生に劇団四季の俳優さんが来てくださいます。