学校日記

7.17分 好き、得意を伸ばし、苦手を補う夏!(4~6年学力調査、学習用端末活用、「楽しさ か必要感」が必要)

公開日
2025/07/18
更新日
2025/07/18

学校から



4~6年生では、個人面談にて八王子市学力定着度調査(国語、算数)の結果を返却いたします。6年生は、これに全国学力調査(国語、算数、理科)の結果も加えて返却するとともに、本日ははちおうじっ子ミニマムの結果も児童を通して返却しています。終業式にお子さんが持ち帰る通知表や個人面談での担任との対話と合わせて、お子さんの学力等のよさと課題を確認してください。

好きなこと、得意なことは、「子供の探究心を刺激する書籍等が並んでいる」「集中できる時間や空間がある」「親などが相談に乗ってくれる」という条件がご家庭に用意されていれば、子どもは主体的に取り組めると思います。楽しいと思うことは、最大の動機です。

一方で、苦手なことに取り組むには、楽しさとは別の動機が求められます。それは、必要感です。「必要だからやらざるを得ない」ということを学校や保護者が子どもに納得するように伝え、子どもがそれに向き合う気持ちをもち続けることが大切になると思います。
好きなこと、得意なことに取り組む際の環境に加えて、親の寄り添い(分からないことには一緒に取り組む)や、解決策(やるとよいこと)を提示してあげることが大切になります。学校でも、集団一斉指導では理解が難しい子も、1対1で取り組めば学習内容を理解できることが多いです。
解決策としておすすめなのが、学習用端末内で利用ができる「ミライシード→ドリルパーク」です。各教科の学習内容について、下学年に遡って学び直しができるのです。
職員室では、「意味を捉えながら読む力」「数の合成や分解(「17は9と8」などがパッとでてほしい)、かけ算九九」などの土台が弱いと、学習が積み上がらないねと話題になります。つまり、1から3年生の学習内容に「もう少し」があるなら、子どものやる気が失われる前に必要感を伝え、寄り添って補ってあげることが大切な
のです。

学年が低いほど、学び直す量は少ないです。小学期ならまだ間に合います。夏休みは、学校がない分、個々の課題に応じた学習に費やせる時間がたくさんあります。苦手なことにも取り組まなければならない必要感を、かみ砕いてお子さんにお伝えいただき、寄り添ってあげてください。