平成26年度 修了式
- 公開日
- 2015/03/27
- 更新日
- 2015/03/27
学校より
3月25日(水)、平成26年度修了式を行いました。3年生がいない分1,2年生はがんばり、一層元気な歌声で校歌を歌い、式は始まりました。
校長から代表生徒に修了証が手渡され、その後校長式辞を真剣な眼差しで生徒は聞いていました。
修了式の後、続いて各表彰を行いました。
《校長式辞の要旨》
夏目漱石の小説「三四郎」。
初めて大学の図書館に入った時のこと。
三四郎がまず驚いたのは、どんな本を借りても、誰かが一度は目を通した跡があったということです。
三四郎は、「これはとうてい、やりきれないな。」と思いました。
「先輩たちはみんな読んでしまっている。『やりきれないな』」
伝統はこのように長い年月のなかで築かれるものです。
新入生が、「一中の先輩たちはすごいな。やりきれないな。」と思わせることが大切であり、新しい歴史がつくられていきます。
3年生は卒業しました。それを悲しんだり、懐かしんだりしてはいけません。それでは、立派な卒業生と距離ができてしまう。
先輩たちの熱い思いや努力の姿勢は、八王子一中にあります。自分らしい目標と希望を掲げて、頑張りましょう。