学校日記

反応時間

公開日
2013/09/30
更新日
2013/09/30

校長より

 おはようございます。(児童の元気な声の挨拶)元気な挨拶をありがとう。

 皆さんは「反応時間」という言葉を知っていますか。ちょっと難しいですね。
 人間が何かやろうとするとき、反応時間というものがあります。何かを聞いて、行動しようとすると、行動するまでにほんのちょっとですが、時間がかかります。これを反応時間と言います。何かを見て動くときも同じです。見てから動くまでにちょっと時間がかかります。このちょっとの時間を反応時間と言います。
 皆さんの中にはドッジボールが好きな人がたくさんいると思います。ドッジボール、おもしろいですね。あのドッジボールで、ボールを投げる人の近くにいると、あっ投げた!と分かっても、ボールをよけることができません。反応時間があるから、見えていても動くのが間に合わないのですね。だから、当てられないようにするには、もう少し離れてボールから遠いところに行くか、予測して、相手が投げる前から準備しておかなければなりません。
 さて、皆さんが朝、学校に来るとき、授業が終わってお家に帰るとき、自動車がいっぱい通る道を渡りますね。そのとき、走って行ったらどうなるでしょうか?あっ!危ない!と思っても反応時間があります。すぐには止まったり、よけたりできません。ですから安全にわたるためには予測して、最初から準備しておかなければいけません。
 道路を渡るときは危ないことを予測して、準備をして、そして渡ってください。いいですか。(「はい!」という子どもたちの声)
 交通事故にあわないように、十分に注意しましょう。

     平成25年9月30日  児童朝会で校長の話より