学校日記

草の露白し

公開日
2013/09/09
更新日
2013/09/09

校長より

 おはようございます。
 今日は9月9日です。季節でいうと何になるでしょうか?夏?
 そうですね、秋ですね。24の季節(二十四節季=にじゅうしせっき)に分けると何になるかというと、白露です。そして、前にも話したことがありますが、日本には72の季節に分ける考え方があって、七十二候(しちじゅうにこう)ですね、それに従うと「草の露白し」です。昨日、一昨日くらいから少し涼しくなりましたが、朝、草についた露が白くきらりと光る、そんな季節です。
 さて、3月3日は何の日ですか?ひな祭りですね。5月5日は?子どもの日。(7月7日は七夕。言い忘れてしまいました。)では、9月9日は?
 重陽の節句と言います。今はもう行われていませんが、健康で長生きをお祝いする日です。来週、敬老の日がありますが、そこに重陽の節句の名残がありますね。お年寄りを大切に、健康で長生きであることを皆でお祝いします。
 3月3日は桃、5月5日は菖蒲、(7月7日は笹)、そして9月9日は菊です。
 「草の露白し」、重陽の節句、こんなことを頭に入れて季節を感じてみましょう。

     平成25年9月9日  児童朝会で、校長の話より