便利でもやってはいけないこと
- 公開日
- 2013/06/04
- 更新日
- 2013/06/04
校長より
おはようございます。
元気で気持ちのいい挨拶です。ありがとう。
皆さんに質問をします。声に出さず、頭の中で考えてください。
廊下を走ってもいいでしょうか?どうでしょうか?
うん、皆さん分かっているようですね。走ってはいけないですね。では、なぜでしょう?なぜ、走ってはいけないのでしょうか?走った方が早く行けるし、その方が面白いのに、なぜいけないのでしょうか?
はい!そうですね、走ったらぶつかってしまうかもしれない、転んでしまうかもしれないからですね。
では、次に、学校へ来るとき、学校からお家に帰るとき、道路で走ったりふざけたりしていいでしょうか?どうでしょうか?
そうですね、道路でふざけて走ったりしたらものすごく危ないのです。だから道路で走ったりしてはいけません。
このことは、ほとんどの人がよく分かっていると思います。それなのにこうして全員に話すのには理由があります。人間は分かっていてもついついやってしまうことがあるのです。ついつい走ってしまう、ふざけてしまうことがあるのです。
今朝も皆さんが学校に来るとき、ふざけて走ったり、友達と話に夢中でまわりをよく見ていない人がいました。中には黄色い帽子で道路に寝転がったりしている人もいました。面白くても、便利なことでもやってはいけないことがあります。我慢しなければいけません。それよりも、もっともっと大切なことがあるからです。
道路では絶対にふざけてはいけません。まわりをよく見ながら、安全に注意して、歩いてください。
平成25年6月3日 児童朝会で、校長の話より