学校日記

30日の給食

公開日
2019/05/31
更新日
2019/05/31

給食室

 献立名

 かてめし
 桑都揚げ
 絹のお吸い物
 野菜のおひたし
 牛乳

 です。

 八王子市は「桑の都(桑都)」とよばれ、古くから養蚕業や織物が盛んでした。そんな八王子市の歴史や文化を給食を通し学んでいく献立が、今日の「桑都御膳」です。それではメニューの紹介をします。

 「かてめし」の「かて」は、「まぜる」という意味です。昔、お米はとても大切な食べ物で、たくさん食べられませんでした。そこで、野菜などをごはんとまぜて、量を増やしたのが始まりです。

 「桑都揚げ」の「桑都」とは、漢字で「桑の都」と書きます。先ほどもお話しましたが、八王子市は「桑の都」と呼ばれ、絹織物産業 ・養蚕業(蚕を育てて繭を取ること)がとても盛んでした。給食では、笹かまぼこに、桑の葉粉を混ぜた衣をつけて、油で揚げます。

 「絹のお吸い物」は、八王子から横浜港へ、大量の生糸(繭からとったまま、加工していない糸)を運ぶときに使われた「絹の道」から名前を付けました。給食では、シルクパウダーの入った団子を「繭」、そうめんを「絹糸」にみたてた汁を食べます。