学校日記

ブラインドサッカー〜黒田 智成先生との交流2〜

公開日
2016/10/29
更新日
2016/10/29

今日の出来事

10月28日(金)
ブラインドサッカーで使用する音の出るボールを友だちに手渡しする体験をしました。最初は、目を開けたままで行いましたが、珍しそうに振って音を確かめたりしていました。次は、同じことを目をつぶって行います。どうやったら上手く、そして素早く渡せるかをみんなで話し合います黒田先生から、相手の名前を呼んだり、声を掛け合ったりするなど、コミュニケーションが大切だということを教えてもらって、再挑戦!「はい!○○さん」と声をかけながら回すとスムーズに受け渡しができることが分かりました。
次は、一人がガイド役になって、もう一人は目をつぶり、ガイド役の音源に向かってボールを蹴ります。ガイド役は「こっちだよ!」と手を叩いて方向を教えます。
最後は、各クラス代表の児童が、黒田先生と1対1でボールを奪い合います。他の子どもたちも円を作り、壁の方に行って危ないときに「壁!壁!」と教える役をします。子供たちは見える状態で黒田先生と勝負するのですが、黒田先生になかなかボールに触らせてもらえません。見えているのではないかと思うくらい素晴らしい足裁きでボールを扱っている姿に、子供たちの口からは「すごい!」という言葉しか出ません。対戦が終わると、自然と拍手がわき起こる、そんな感動的な体験でした。
汗びっしょりになりながら、子供たちと本気でかかわってくださった黒田先生のことを、みんな大好きになりました。100人のサポーターの誕生です。子供たちも東京パラリンピックがが本当に待ち遠しくなったようです。
黒田先生、本当にありがとうございました。