学校日記

2月20日(金)違和感・困り感を見つける意図的休養・校内別室指導(特別支援教育②/11)

公開日
2026/02/20
更新日
2026/02/07

学校長より

今日は11回にわたる連載の第2弾、「意図的休養・校内別室指導(違和感、困り感の確認、教室不適応初期支援)」です。


子どもを小型船に例えると、教室は海(内海)、家は港・船ドックといえます。海の波で傷ついた船体を家で修復をして、翌日の航海へと出航します。

その中では、一晩では傷が修復できず、翌日の出航をためらったり、出航してみたものの教室で一日過ごせなかったりする日が現れることがままあります。

この一晩で修復しない傷が、子どもが通常の教室で感じる違和感・困り感です。


1・2日意図的に休養を取ることで傷、違和感、困り感が解消されるのであれば大丈夫でしょう。心身の傷は、筋肉痛と同じように、修復される時に一段と強くなっていくと思います。

しかし、意図的休養で解消がされないこと、また、何らかの理由で教室にいられないこと(教室不適応)が増えてくることがあります。

不適応の理由は、「仲間とのトラブルだけ」など分かりやすいこともありますが、自分の困り感を子ども自身も言葉にできない、わからないことも多いものです。


このような時(教室にいても落ち着いて学習に向かえない、授業から15分以上離れる など)には、保護者と学校で状況を共有のもと、子どもの困り感を確認しながら、その対応策を模索する目的で校内別室指導を行います。

この校内別室指導は、教室不適応に対する初期支援であると同時に、数週間から長くて数ヶ月のこの対応が、山田小学校の教職員だけの力でできる手立てでは、基本最後のものとなります。


☆今回の11回のシリーズ投稿は、子どもの違和感、困り感の表出以降の一般的な手立ての順に並べています。


意図的休養と校内別室指導で困り感が明らかにならない場合、また、困り感が解消しない場合は、児童心理の専門家への相談が必要になっていくと考えます(次回③教員以外の相談機関に続きます)


(関連投稿)

○  11月26日(水)公立学校が目指すラーメン屋は…(校内別室指導の目的、公立学校の役割)

○  12月8日(月)子どもの3か月は大人の1年(学校・保護者の役割)


【特別支援教育(全11回)】

①通常の教室(教室の中の多様性)

②意図的休養・校内別室指導(違和感・困り感の確認、教室不適応初期支援)

③教育相談、スクールカウンセラー、巡回心理士、子ども家庭センター、医療機関、スクールソーシャルワーカー等(教員以外の相談機関)

④就学相談(適正な就学をともに考える)

⑤ ⑤(1)うぐいす教室(情緒に寄り添う)

⑥ ⑤(2)特別支援学級(学び、自己肯定感に寄り添う)

⑦ ⑤(3)特別支援学校(学び、身辺自立、特性に応じた就労)

⑧ ⑤(4)高尾山学園・チャレンジクラス(不登校特例校、学びの多様化学校)

⑨フリースクール等(学校に準じた学びの場)

⑩放課後等デイサービス(困り感に応じた学び方を身に付ける場)

11給食センター、保護者付添登校、はちビバ、オンライン学習、VLP(保護者が基盤となり社会とつながる場)