きこえとことばの教室

平成23年2月16日

「きこえとことばの教室」

             八王子市立柏木小学校長 高濱 俊光

 私たちの社会は、「ことば」でつながっている社会、「ことば」
をつなげて心をつたえあう社会です。
「きこえとことばの教室」は、「教えるもの」と「学ぶもの」が1
対1対応でコミュニケーションを図り、「ことばを整え、心を育て」
子どもの持つ言語力をより高めていく場です。
 ここでは、どの子も落ち着いていて、とても柔らかないい表情を
しています。
「きこえとことばの教室」で過ごす時間はわずかな時間です。しか
し、子どもたちにとっては自分を素直に出せる「場と時間」になっ
ているのではないか、教室に通う子どもたちの表情をみていると、
それを強く感じます。
 以前に私もその場に入り、子どもと一緒に「指導を受けた」こと
があります。
 その時、とても楽しく過ごすことができたことを覚えています。
指導者がいかに子どもの心を大事にして、コミュニケーションを図
っているか、よくわかりました。
「教えるもの」と「学ぶもの」との間(あいだ)、「関係」が教育
にとっていかに大事であるか。「教育は関係である」といわれる所
以です。
「きこえとことばの教室」に通い、生き生きとして活動している子
どもたちの様子は「きこえとことばの教室」のいわば「財産」。
 大きな集団の中ではなかなか自分を表現できない子どもたちが、
「きこえとことばの教室」で1対1対応のコミュニケーションの中
で、自分を素直に表現する。
 この、「きこえとことばの教室」での子どもの様子を是非、在籍
学級の先生にも直接見ていただければと思います。
「きこえとことばの教室」からは在籍学級訪問を計画的に行ってい
ます。それと同様に、在籍学級から「きこえとことばの教室」への
訪問もできるようにしたいものです。
 相互訪問によって「それらの財産」は、確実に日々の指導に活か
されるものと信じています。
 限られた「時間と空間」の中で、「教えるもの」としての力をよ
り高め、「学ぶものとしての子ども」との「共感・関係」の中で、
いかに子どもの「きこえとことばの力」を整えていくか。
「きこえとことばの教室」の先生方の教育努力には終わりがありま
せん。

3月8日

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今日の給食は、ごはん、ふりかけ、さばのからみそに、じゃがいものそぼろに、牛乳です。和食のメニューでしたがよく食べていました。

3月7日

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今日の給食は、ひじきごはん、白菜スープ、いかのかんこくいため、牛乳です。ひじきごはんは、いつも残るのですが今日はよく食べていました。今日もおいしかったと声をかけてくれました。

3月4日

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今日の給食は、ごはん、四川豆腐、わかめとじゃこのしょうがいため、牛乳です。今日もよく食べていました。わかめとじゃこのしょうがいためはの残菜がなかったです。

3月3日

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今日の給食は、ソフトフランスパン、ビーフシチュー、海藻サラダ、牛乳です。今日もよく食べていました。

3月2日

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今日の給食は、五目ずし、すまし汁、さつまあげのにもの、やきのり、ひなあられ、牛乳です。1日早いひなまつり献立でした。おいしかったと喜んいました。

3月1日

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今日の給食は、フィッシュバーガー、野菜のスープ煮、いちご、牛乳です。今日は、6年生とのお別れ給食でした。

2月28日

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今日の給食は、パエリア、オニオンスープ、ボイルウインナー、温野菜サラダ、牛乳です。パエリアは、魚介を使ったごはんです。人気がないかなと思いましたがおいしかったと声をかけてくれました。

校長語録(1月)

 校長語録(1月)

1 教育計画について
  第三学期は、「これまで身につけてきたものをきたえあう」を
 重視する過程。
  教育課程にいう「意思形成」の指導過程・段階。学習内容の経
 験・理解、学習者としての自覚・認識を経て、自己形成の段階、
 意思の形成期間(できる、使う、試す、挑む)ということになる。
  1学期の「経験を知る・つたえあう」存在から2学期の「わかる
 ・わかりあう」自覚的存在を経て、そしてこの3学期の「できる・
 きたえあう」意思的存在へ。三学期は、師弟ともども自立の道へ
 ということである。   
2 校内研究について
  これまでの研究を紀要にまとめる段階。
  研究においてこれがもっとも大切なこと。これまでのそれぞれ
 の研究授業(現象面、成果と課題)から共通の論理を掬い取り、
 これを整理統合体系化し、「柏木の授業の形」として紀要にまと
 めて欲しい。(表現、研究視点、指導方法、学習過程の統一)
3 服務事故防止について
  今学期もこれまで同様、高い倫理・道徳・責任意識を把持する
 こと。
4 生活指導について(これまでの様々な事故対応ついて、反省整
 理し手順化すること)
  教室の安全点検(子供は常に予測のつかない動きをする。教師
 は、その動きに耐えられるだけの指導力の向上(安全性の確保)
 に努めなければならない。
  事故対応については、以下の基本を遵守すること。
  保護者への連絡・対応は「担任」が行うのが基本、養護教諭は
 あくまで緊急対応である。事故対応は管理職を含む職員の「協力
 一致と基本・原則の遵守」が第一。
  怪我の程度に関わらず、学校対応(管理職、担任、養護教諭、
 関係教諭)は、児童の無事帰宅確認をもって第一次対応の終了と
 なる
 (児童の無事帰宅までは、指導責任の範囲と心得ること)。
  救急車の手配(救急、危急の場合)は、基本的には管理職が判
 断する。管理職不在の場合は養護教諭、教務主任、学年主任、生
 活指導主任などでの協議の上、速やかに決定すること(保護者へ
 の連絡を第一に、同時に救急車の手配を。保護者に連絡がつかな
 い場合は、即、救急車を手配すること。いつまでも保護者の連絡
 を待っていることのなきよう)。
  事故対応中の休暇および私事旅行の取得については、承認でき
 ない場合があります。(このあたりについては、職員各位の良識
 ある行為・判断を期待します。)
  家庭への連絡・報告は、父母共に説明することを原則とする。
  また、誤解を招くような言動および言質(過度の謝罪、責任保
 障など)には十分注意。
5 学校評価(1月末には23年度の教育課程届出―そのために、
 評価の焦点化と効率化を。
6 その他(連絡など)

校長語録(2月)

 校長語録(2月)

1 今月の教育活動について
  学年修了におけるまとめ(「学年修了と進級準備、要録記入、
 あゆみへの記述」と「指導」)をお願いします。
  指導者と子供(自他)共々に、今年度の反省をしっかりと行
 い、進級・新年度に向けての心構えを子供たち一人ひとりに育
 成しておいてください。

2 卒業式・入学式にむけて
  卒業式・入学式は、子供たちの、人生における「節目」とし
 ての経験(形)です。
  今・ここに立ち止まり、これまでの来し方を思い、これから
 の行く末を想うことによって、日常性から離れた時間・空間に
 自らを委ね、新たなる自覚を惹起させるものであります。
  自己が自己ならざるものの存在に気づく・気づかせる、ここ
 に儀式(卒業式・入学式)というものの意味があります。
  人間が人間として豊かに生きるとは、このような儀式を通し
 て自己が自己ならざるものの存在に気づくことに他なりません。

3 新年度にむけて
  新しい教育課程による教育活動が4月から始まります。
  新しい教育課程を熟読吟味の上、これを自ら「技化(具体化・
 指導体系化)」して新年度に対応してください。
  教育目標、教育課程、学校経営計画は、学校の地域保護者に
 対する教育の三大公約であり、施策であり、指針です。
  それらはまた、教育計画の基準(目標)となり、指導の基準
 (目標)となり、教育活動評価の基準となるものです。
  これを日々の授業に、指導に着実に反映させることが、教育
 者(柏木小の教職員)としての責任でもあります。
  
4 服務事故防止
  服務事故報告書について。
 
5 新年度教育計画の家庭への提言について
   

6 その他

校長語録

 校長語録(3月)

1、教育計画
 「すべては教育目標から教育目標へ」。
  これが柏木小の教育テーゼ。
  今一度、この1年間の「指導の振り返り(学習、生活)」を。
 学習
  ・基礎的学力(読む、書く、話す、聞く、計算・思考)を身に
   つけさせたか、どうか。
  ・身につけた基礎的学力を活用・変化・応用させる力にまで高
   めさせたか。
  ・学習習慣を身に着けさせたか。
  ・協力・共同・協調精神を身につけさせたか。
 生活
  ・「基本的な生活習慣を身につけさせる」ために家庭と連携で
   きたか。
  ・いじめの防止、解決に連携(校内組織・家庭保護者)して対
   応できたか。
  ・校内事故防止に組織として対応できたか。
  ・苦情処理対応などを段階的・組織的に行えたか。
 支援教育
  ・個に応じた支援を行うことができたか。(量的に、質的に)
2、次年度にむけて
  ・柏木小学校の教育を強力に推進する。
  ・柏木小学校の家庭教育を徹底的に推進する。
3、服務事故防止
  ・情報管理を徹底する(情報流出、紛失事故防止)こと。
  ・私費公費の会計管理を強化する(横領、使い込み、流用事故
   防止)こと。
  ・勤務・職務の厳正化を図ること。  
4、組織運営の効率化、組織力・人間関係の強化
  ・校務の「電子化、効率・削減化、縮小・解消・廃止化」に一
   層努力を。
  ・経験者の指導力の活用こそ。
  ・小異をすてて大同につく、「私は私である、同時に、私は私
   ならざる私である」をもって、協力・協調・協働精神(自助
   と共助)の大いなる発揮を。
  ・何事も批判よりも超越を。
5、その他(諸連絡)

1年間のお礼(柏木会のみなさんへ)

1年間のお礼(柏木会のみなさんへ)
                     校長  高濱 俊光

 本年度もあとわずかで卒業式を迎え、修了式を迎えます。 
 毎年度のことですが、柏木会の皆さんには本当に学校を助けてい
ただき感謝しています。
 子供たちのために、いろいろと忙しい中、様々な活動を計画し、
実行し、子供たちの経験を豊かにしていただくだけでなく、学級・
学年の課題、学校全体にかかわる課題などにも積極的にかかわり、
その解決のために学校を、教職員を支えてくださいました。
 学校をあれこれ大きな声で非難する人は、昨今少なくないところ
ですが、柏木会の皆さんには非難・批判よりも協力を、言葉よりも
行動を、不足を訴えるよりも支えることを第一にして学校教育を全
面的にサポートしていただきました。校長として、柏木会の皆さん
の良識ある行為にどれほど救われた思いをしたことでしょうか。
 子供の教育は、学校と家庭と柏木会と地域が足並みをそろえ繋が
りあうこと、点が線になり、線が面になってこそ、確かな成果を上
げることができます。自己中心的な風潮が、強い中で柏木会の皆さ
んは、時流に抗して子供たちのために頑張ってくださったこと、決
して学校は忘れません。そこに柏木会の優しさと強靭さを見る思い
です。
 次年度からは、柏木小・南大沢小・南大沢中の三校は、小中一貫
教育を進める地域運営学校として新たにスタートします。
 柏木会の皆さんをはじめ、地域の皆さんには学校運営の一翼を担
ってもらい、これまで以上に子供たちの教育に関わっていただきま
すようお願いいたします。
 1年間、ありがとうございました。校長はもちろん、職員一同、
心より感謝しております。
 最後にもう一言、自戒と反省を込めて柏木小学校の教育テーゼを
記し、感謝の気持ちを表したく思います。
「支援を必要としない子供は存在しない、どの子にも支援を」。
「支援『教育』なしに人は人となりえない、どの子にも教育を」。
「教育は求めるばかりでは得られない、惜しみなく与えてこそ」。

                         多謝再会。

終わりはスタート(地域運営学校へ)

終わりはスタート(地域運営学校へ)

                      校長 高濱 俊光

 24日(木)は卒業式、25日(金)が修了式。今年度の終わり
です。
 1年間、保護者の皆様にはいろいろご協力ご支援いただき、あり
がとうございました。
職員一同、心より感謝申し上げます。
 新年度からは、新しい教育課程(新指導要領に基づく)での教育
が始まります。すでに、お知らせしてある通り、柏木小、南大沢小、
南大沢中の3校は、地域運営学校として新しくスタートします。
 小中9年間を見通した一貫教育を進めるために、地域代表の方に
当該3校の学校運営の一翼を担っていただき、教育活動の推進と充
実を図る新しい学校運営の形です。
 これは、地域の声を学校の教育活動に反映させ、学校の教育活動
を地域の協力の下で推進し、学校の教育課題と地域の教育課題を学
校と地域との直接的連携によって解決を図っていこうとするもので
もあります。
 各校長と南大沢地域の代表者による学校運営協議会(運営委員1
0名)を設置し、そこが核となって3校の学校運営(教育活動)を
より充実したものにしていく地域運営学校、これは、八王子市の進
める重要な教育施策の一つでもあります。
 この、地域運営学校設置の意義は、小学校における教育課題、中
学校における教育課題、地域における課題を総合的・系統的・段階
的に把握し、その解決に向けて学校と地域が連携して取り組むとこ
ろにあります。
 設置された学校運営協議会には、その意味から学校教育・家庭教
育・地域社会教育の当事者としての責任と義務が生じると同時に、
地域作り(地域コミュニティ作り)の推進者としての役割も担うこ
とになります。
 運営が軌道に乗るまでには、まだまだ解決すべきことも多いかと
思います。が、少しずつ段階的に、実践しつつ解決を図っていくと
いう考えで取り組んでいけば、子供たちの教育においても、地域
(街)作り―地域コミュニティ作り―においても大きな成果を得る
ことができると信じています。
 保護者の皆様方も、どうぞ、教育当事者としてこれまで以上のご
協力とご支援をお願いいたします。
 これまでの教育のかたちから新しい教育のかたちへ、その転換と
構築に向けてともに歩んでいこうではありませんか。その先に子供
たちの未来があるのですから。
 最後に、自戒と反省を込めて「教育とは何か」について改めてこ
こに記し、保護者・地域の皆様方との連帯を強く願う次第です。
 教育とは、「今の、そしてこれからの社会に適応し、変革し、創
造していく人間を育成することである」。

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